「スマホ、楽天モバイルってどうなの?」

先日、知人からそう聞かれました。乗り換えを考えているけど、周りに実際に使っている人がいなくて不安、とのことでした。せっかくなので、ここで正直に答えようと思います。

結論から言うと、「データを気にせず使いたい」「通話が多い」という人には、かなり刺さるプランです。ただし、良いことばかりでもありません。実際に使ってみて感じた注意点も、隠さずに書きます。

この記事では、料金の仕組み・通話・電波の安定感・テザリング・楽天市場との相性という5つの実感に加えて、格安SIMとの違いや乗り換えの具体的な流れまで、契約前に知っておきたいことをまとめて整理しました。

※この記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。紹介するリンク経由でお申し込みいただくと、当ブログに紹介料が入る仕組みです。内容は実際に使った実感にもとづいて書いています。

結論:料金の不安から解放されたいなら向いている

楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、データ量に応じて料金が3段階に自動で変わる仕組みです。プランが1種類しかないので、「どれを選べばいいか分からない」という悩みがそもそも発生しません。使った分だけ払う、それだけです。

私が実際に使っていちばん感じたのは、「今月データ使いすぎたかも」という不安がなくなったことです。上限を気にして動画やテザリングを我慢する、という発想自体が消えました。

良かった点①:20GB以上使っても月額3,278円で頭打ち

料金は3段階です(2026年8月時点・税込)。

  • 3GBまで:1,078円
  • 3GB超〜20GBまで:2,178円
  • 20GB超(無制限):3,278円

ポイントは、どれだけ使っても月3,278円が上限という点です。動画をよく見る月も、あまり使わない月も、料金の心配をしなくていい。私自身、月によって使用量にかなり波がありますが、「今月は使いすぎた」という焦りを感じたことがありません。

多くのキャリアは、契約前に「自分は毎月何GB使うか」を予想してプランを選ばせる仕組みです。使いすぎれば追加料金、余らせれば損した気分になる。この「先読みして選ぶ必要がない」という部分が、地味だけどいちばん楽だと感じています。

家族で契約する場合は「最強家族割」が使え、2回線目以降は各段階から110円割引になります(3GBまで968円/20GBまで2,068円/無制限3,168円)。家族でまとめて乗り換えを検討している方は、この割引もあわせてチェックしておくとお得です。

※料金プランは変更されることがあります。契約前に必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。

良かった点②:「Rakuten Link」で通話がほぼ無料

専用アプリ「Rakuten Link」を使って発信すると、国内通話が回数・時間を気にせずかけ放題になります。私は電話をよく使うほうなので、これは正直かなり大きいです。以前のキャリアなら気にしていた「そろそろ切らなきゃ」という感覚がなくなりました。

ただし、注意点もあります。0570などから始まる他社接続サービスや一部の特番(188など)は対象外で、標準の電話アプリを使って発信すると通常の通話料(30秒22円)がかかります。かけるときは「Rakuten Linkアプリから」を忘れないようにするのがコツです。

ここは勘違いしやすいポイントですが、無料になるのは自分がRakuten Linkを使って発信したときだけで、相手が同じアプリを入れているかどうかは関係ありません。逆に、自分が海外にいてRakuten Link以外の相手にかける場合は通話料がかかるので、旅行や出張が多い方は覚えておくとよいと思います。

良かった点③:以前より回線が安定してきた実感がある

楽天モバイルは以前、「つながりにくい」という声をよく見かけました。私も最初はそこが心配でした。ただ、実際に使い続けてみると、ここ最近は電波が悪くて困る場面が明らかに減ったと感じています。

もちろんこれは私個人の体感で、地域や建物によって差はあると思います。とはいえ「昔の評判のまま止まっている情報」で判断すると、今の実態とズレることもある、というのは伝えておきたいポイントです。

もちろん「絶対に途切れない」とは言い切れませんし、地域差もあるので、この記事の内容だけで判断せず、次の見出しで紹介するエリア確認もあわせて行ってください。

良かった点④:データ無制限だからテザリングが気楽

データ量が無制限なので、外出先でパソコンを使いたいときはスマホのテザリング機能でそのままWi-Fi代わりにしています。ポケットWi-Fiを別に契約する必要がなく、荷物もひとつ減りました。

カフェでの作業や出張先など、Wi-Fiがない場所でも気にせずパソコンを開けるのは、地味に便利です。データ量の上限を気にしながらテザリングを使うのと、気にせず使えるのとでは、ストレスの差がかなり大きいと感じています。

ポケットWi-Fiは別料金・別の充電・別の端末管理が必要になります。スマホ1台でまかなえるようになったことで、持ち物も手間もひとつ減りました。「外でパソコンを開く機会がそこそこある」という方には、この恩恵は特に大きいと思います。

屋外のカフェでノートパソコンを開いて作業する女性

良かった点⑤:楽天市場でのお買い物と相性がいい

楽天モバイルを契約していると、楽天市場でのお買い物で「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の対象になり、通常よりポイント倍率が上がります。私は楽天市場をよく使うので、この組み合わせは自然と得につながっている感覚があります。

目安としては、楽天モバイルの契約で通常のポイント倍率に+4倍が上乗せされます。ただし2025年2月の制度変更で、条件を満たすだけでは付与されなくなり、毎月エントリーする手続きが必須になりました。「契約しているのに倍率が上がっていない」というケースの多くは、このエントリー忘れが原因です。月初にまとめて確認する習慣をつけておくと安心です。

※お買い物の楽天ポイントについては、夏のふるさと納税おすすめ10選でも楽天市場の活用シーンをまとめています。

※SPUは条件変更や毎月のエントリーが必要になるなど、仕組みが変わることがあります。最新の倍率・条件は公式サイトでご確認ください。ポイント還元は保証されるものではありません。

正直に言うと。電波が弱いエリアはおすすめしにくい

ここまで良い点を書いてきましたが、正直に注意点も書きます。電波の弱い場所・地域では、まだ他キャリアに軍配が上がる場面があるというのが私の実感です。山間部や、建物の奥まった場所などで使うことが多い方は、契約前に一度その場所での電波状況を確認しておくことをおすすめします。

楽天モバイル公式サイトにエリア確認のページがあるので、契約前にお住まいの地域や職場周辺を調べておくと安心です。「安いから」だけで決めて、電波で後悔するのはもったいないですから。

こんな人には向いている、こんな人は慎重に

向いていると感じる人

  • データ量を気にせず使いたい人:動画視聴やSNSを我慢せず使える安心感が大きいです
  • 電話をよくかける人:仕事柄、電話でのやり取りが多い方ほど恩恵を感じやすいと思います
  • テザリングでパソコンを外でも使いたい人:ポケットWi-Fiを別に持つ必要がなくなります
  • 楽天市場をよく利用する人:SPUのポイント上乗せが自然と積み重なります
  • 料金プランをシンプルにしたい人:選択肢が1つしかないので、比較で迷う時間そのものがなくなります

慎重に検討したほうがいい人

  • 山間部や電波の弱い場所での利用が多い人:エリア確認を先に済ませてから判断してください
  • 今のキャリアの電波に特に不満がない人:無理に乗り換える必要はなく、料金面のメリットだけで判断して問題ありません

そもそも「格安SIM」とは何が違うの?

「楽天モバイルって格安SIMの一種でしょ?」と聞かれることがありますが、実は少し違います。国から認可を受けて自社の基地局・回線網を持つ通信事業者(MNO)は、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4社だけです。一方、いわゆる「格安SIM」の多くは、これらMNOの回線を借りて提供するMVNOという立ち位置になります。

回線を借りる側であるMVNOは、借りている回線が混み合う時間帯にどうしても速度が落ちやすい傾向があります。楽天モバイルは自社回線を持つ分、その影響を受けにくい立場にあり、これも「以前より安定してきた」と感じる理由の一つだと考えています。

eSIMと物理SIM、どちらを選ぶ?

申し込み時に「eSIM」か「物理SIM(SIMカード)」かを選びます。それぞれの特徴はシンプルです。

  • eSIM:SIMカードの到着を待たずに、オンラインの手続きだけで開通できる。対応機種であることが前提。
  • 物理SIM:今までと同じカード式。対応機種を選ばないが、カードが届くまで数日かかる。

できるだけ早く切り替えたい方はeSIM、機種が対応しているか不安な方や、SIMの差し替えに慣れている方は物理SIMが安心です。迷ったら、まず自分のスマホがeSIMに対応しているかを公式サイトの対応機種一覧で確認するところから始めてください。

乗り換えの流れ(かんたんに)

大まかな流れは以下の通りです。

  • 今使っている回線からMNP予約番号を発行する(オンラインで完結する場合が多い)
  • 楽天モバイルの公式サイトから申し込む
  • SIM(またはeSIM)が届いたら、案内に沿って設定する
  • 回線が切り替わったら利用開始

手順自体はオンラインで完結するシンプルな作りになっています。ただし端末のみの購入や、データ専用タイプのみの申し込みでは対象外になる場合があるなど、キャンペーンごとに条件が細かく決まっているので、申し込み前に条件を必ず確認してください。

※メイン回線は変えずにまず試したい方には、審査なしで使えるレンタルSIMという選択肢もあります。あわせて参考にしてみてください。

※このセクションには広告(アフィリエイトリンク)を含みます(PR)

データ無制限で月額3,278円。電話もほぼタダ。
気になった方は、公式サイトで料金プラン・エリアを確認してみてください。

楽天モバイル Rakuten最強プラン

よくある質問

楽天モバイルは本当に電話代がかからないのですか?

専用アプリ「Rakuten Link」を使って発信した国内通話は、回数・時間を問わず無料です。ただし、0570などから始まる他社接続サービスや一部特番、標準の電話アプリを使った発信は対象外で、通常の通話料がかかります。

データ量はどれだけ使っても本当に無制限ですか?

月間のデータ利用量が20GBを超えると、以降は追加料金なしで使い続けられます(2026年8月時点の料金体系)。ただし速度制限がかかる場合があるなど条件が変わることもあるため、最新情報は契約前に公式サイトでご確認ください。

電波が心配なのですが、確認する方法はありますか?

楽天モバイルの公式サイトにエリア確認ページがあります。契約前に、自宅や職場、よく行く場所の電波状況を調べておくと安心です。

楽天市場をあまり使わない人でもメリットはありますか?

データ無制限とRakuten Linkの通話無料だけでも十分にメリットがあります。楽天市場との相性の良さ(SPU)は、あくまで楽天市場を使う人にとっての追加のお得さとして考えるとよいと思います。

eSIMと物理SIM、どちらを選べばいいですか?

すぐに切り替えたい方や対応機種であることが分かっている方はeSIM、機種の対応が不安な方や物理的なSIMカードに慣れている方は物理SIMが安心です。まずは公式サイトでご自身の機種がeSIMに対応しているか確認することをおすすめします。

今使っている電話番号はそのまま使えますか?

MNP(番号移行)の手続きを行えば、今の電話番号のまま乗り換えられます。今の回線からMNP予約番号を発行してから、楽天モバイルに申し込む流れになります。

まとめ

実際に使ってみて感じたのは、「データと通話の不安から解放される」というシンプルな安心感でした。料金プランが1つしかないのも、選ぶ手間がなくて楽です。

一方で、電波が弱いエリアでは注意が必要というのも事実です。契約前に、ご自身の生活圏の電波状況だけは必ず確認してから決めてください。

知人にもこの記事のまま伝えるつもりです。同じように迷っている方の参考になれば嬉しいです。

※料金プラン・エリア確認・お申し込みは楽天モバイル公式サイト(PR)からご確認ください。

※通信費以外の固定費見直しに興味がある方は、電気代の乗り換え節約術光回線の乗り換え体験談もまとめています。