ChatGPTのトークンとは?何で減るか5つと有料版の伸び方
ChatGPTのトークンとは何か、そして何で減るのか。2026年12月から有料プランの利用枠をトークンで数えると聞いて、自分の使い方が気になった人向けにまとめました。
先に答えです。トークンは、AIが文章を細かく区切って数える単位のこと。OpenAIによると、2026年12月からPlus・Pro・Businessの利用枠はトークンで数えます。
ただし即時モードのチャットは消費の対象外。ほとんどの人は、リセットを待つ回数が今より増えない見込みだ、と公式は書いています。
減りやすいのは、長い会話・長い資料・画像や動画・考えるモデル・画像生成やDeep Researchの5つ。有料での倍率は、GeminiとClaudeは公式の数字あり、ChatGPTは公表なしです(2026年11月2日確認)。
ChatGPTのトークンとは?ひと言で
ChatGPTのトークンとは、AIが文章を読むときの「区切り」の単位。OpenAIのヘルプ「トークンの理解とカウント」に、そう説明されています。1つのトークンは、1文字のことも、単語の一部や単語全体、句読点のこともあります。
スペースの有無でも区切り方が変わる、とも書かれています。人が数える「文字数」や「単語数」とは、ぴったり一致しないということ。
目安として公式が出している数字は、英語のものだけです。
- OpenAI:1トークンは英語で約4文字、約0.75語(100トークンは約75語)
- Google(Gemini API):1トークンは約4文字、100トークンは英語で約60〜80語
日本語の1文字が何トークンかは、どちらも公表していません。OpenAIは「文字、単語、トークンの関係も言語によって異なる場合があります」と書くだけ。日本語の数字を見かけても、公式の目安ではない点に気をつけてください。
なお、この2つのページはどちらも開発者(API)向けの説明です。仕組みを知るには役立ちますが、アプリの利用枠を同じ式で数えるとは書かれていません。
「デバイスの上限に達しました」と出て困っている人は、使う量ではなく、1台で使える有料アカウントの数の話です。先にこの記事を見たほうが早いです。
ChatGPTで「デバイスの上限に達しました」|原因と対処3つ
なぜ文字数ではなくトークンで数える
OpenAIのヘルプでは、AIに文章を送ったときの流れを3段階で説明しています。
- 送った文章がトークンに分けられる
- AIがそのトークンを処理する
- AIが返事のトークンを作って返す
つまりAIの中では、入ってくるものも出ていくものも、最初から最後までトークン。AIがした仕事の量を測るものさしとして、いちばん直接的な単位です。
しかも、同じ文章でもトークンの数は1つに決まりません。モデルや言語によって同じテキストのトークン数が異なる場合がある、とOpenAIは書いています。
Googleの説明では、文字だけでなく画像・動画・音声もトークンに分けて数えます。文字数や回数では、こうした違いをまとめて表しにくい。これが、トークンで数えることの分かりやすい利点だと思います。
ただし、OpenAIが数え方を変えた理由そのものは、公式ページに書かれていません。12月の案内にあるのは、消費量は「選択したモデルと依頼するタスクによって異なります」という説明までです。
2026年12月からChatGPTの枠はトークンに
12月からの変更は、OpenAIのヘルプ「ChatGPT と Codex の利用上限について」に載っています。2026年11月に更新された案内で、ページの表記は「12月から」です(2026年11月2日確認)。
年の表記はありませんが、11月時点で「これから」の書き方なので、2026年12月として書いています。
対象のプラン
対象は、Plus・Pro・Businessの3つのプランです。12月から、ChatGPTとCodexで利用枠が共通になり、その使用量をトークンで計測すると書かれています。
ポイントは次の4つ。
- 高度なモデルや複雑なタスクほど、多くの枠を使う
- 即時モードでのチャットは、枠を消費しない
- 残りの量とリセット時刻は「設定」→「使用状況」で確かめられるようになる
- ほとんどの人は、リセットを待つ回数が今より増えない見込み
「確かめられるようになる」という書き方なので、11月の時点では、まだ表示がない可能性があります。無料版とGoプランについては、このページには書かれていません。
上限に来たときの3つの手
枠を使い切ったときに続ける方法として、公式は次の3つを挙げています。
- リセットを待つ
- プランをアップグレードする
- クレジットを購入する
慌てて上のプランに替えるより、まずは12月以降の「使用状況」で、自分の減るペースを見るのがおすすめです。
1回のやりとりで減る3つの区間
ChatGPTのトークンが何で減るのかは、1回のやりとりを3つの区間に分けると見えてきます。OpenAIのヘルプにあるトークンの種類(入力・出力・推論など)を、区間ごとに並べたのが下の表です。
| 区間 | 数えられるもの | 増える使い方 |
|---|---|---|
| 入れる | 入力トークン | 長い会話・資料・画像 |
| 考える | 推論トークン | 考えるモデル |
| 返す | 出力トークン | 長い返事・生成 |
表は、API向けの説明を区間ごとに並べ直したもの。OpenAIによると、推論トークンは画面に出ませんが、出力の使用量に含まれます。
この3つの区間で多く使いやすいのが、次の5つの使い方です。気になるものから飛んで読めます。
①長い会話が重くなるのはなぜ
同じチャットを長く続けるほど、会話は重くなりやすい。3社とも、会話の長さに関わる説明を公式に出しています。
- OpenAI:メッセージと返事は、どちらも会話の容量(1つのチャットに入る量)を使う
- Anthropic(Claude):現在の会話の長さが、使用制限に影響する
- Google(Gemini):上限は、チャットの長さなどを考えて決まる
OpenAIの無料版のよくある質問には、もう1つ大事な一文があります。長文で数回やりとりするほうが、短文で何度もやりとりするより多くの容量を使う場合がある、というもの。回数が少なくても、1回が長ければ重くなるわけです。
どうすればいいかは、Claudeのヘルプがはっきり書いています。長いチャットで使用量の上限が近いときは、新しい会話を始めてみる、という方法です。
同じチャットをずっと使い続けている人は、新しいチャットに替える目安もあわせてどうぞ。
②③資料や画像・動画で多く減る理由
PDFや写真は、文字を打ち込んでいなくても「入れる」区間に入ります。Googleの開発者向けの説明では、画像・動画・音声もすべてトークンに分けて数えられます。
②長い資料・ファイル
OpenAIのヘルプには、画像やファイルも入力全体のトークン数に影響する場合がある、と書かれています。Claudeも、使用制限に影響するものとして「ファイル添付のサイズ」を挙げています。
入れる量が大きすぎるときの対処として、OpenAIが挙げるのは次の4つ。
- 頼む文を短くする、言い方を変える
- いらない部分や、重なっている部分を消す
- 大きな資料を小さく分ける
- 送る前に要約しておく
たとえば長い文書の一部を直したいなら、全文ではなく直したい段落だけを貼る。OpenAIの無料版のよくある質問でも、この方法が案内されています。
③画像・動画・音声
画像・動画・音声のトークン数は、Googleが開発者向けのページで公表しています。ページ名は「トークンを理解してカウントする」(2026年10月13日更新、11月2日確認)。
- 画像:縦横とも384ピクセル以下なら258トークン。大きい画像は768×768ピクセルの区画ごとに258トークン
- 動画:1秒あたり263トークン(同じページの別の表では、画質により約100〜約300トークン)
- 音声:1秒あたり32トークン
1分に直すと、動画は約15,780トークン、音声は約1,920トークン(263×60、32×60)。動画は処理のしかたで数が変わる、とも同じページにあります。
一方、プランなしのGeminiアプリが一度に読める量は32,000トークン(Geminiアプリ ヘルプ)。単純に割ると、動画は1秒263トークンなら約2分、約100トークンでも約5分でこの量に届く計算です。
ただし、これはAPIの換算を使った目安。Geminiアプリの上限が同じ式で数えられるとは、公式には書かれていません。「動画は文字よりずっと重い」という感覚をつかむための数字として見てください。
④考えるモデルは見えない分も使う
OpenAIのヘルプによると、考えるモデル(推論モデル)は、答えを出す前に中で「推論トークン」を使います。画面には出ないものの、出力の使用量には含まれます。
そのため、表示された答えが短くても、文章から想像するより多くのトークンを使う場合があるそうです。12月の案内でも、高度なモデルや複雑なタスクほど多くの枠を使うとされています。
Claudeのヘルプにも同じ考え方があります。「努力レベル」が高いほど多くのトークンを使うので、ふだんの作業では低めを選ぶ。深く考える機能をオフにする、という案内もあります。
ChatGPTなら、深く考える必要のない質問は即時モードで。12月からの案内では、即時モードのチャットは枠を消費しないとされています。
⑤画像生成やDeep Researchも多い
画像を作る、たくさんのページを調べてまとめる。こうした機能は、各社の公式ページで「多く使うもの」や「別の上限があるもの」として名前が挙がっています。
- Google(Gemini):メディア生成やDeep Researchなどは、使用量がより多く消費される
- Anthropic(Claude):リサーチやウェブ検索などのツール、アーティファクト、コード実行などの複数ステップの作業が影響する
- OpenAI(ChatGPT無料版):ファイルのアップロード、画像生成、音声、データ分析には、それぞれ別の上限がある
Claudeのヘルプによると、ツールやコネクタ(つないだアプリ)はトークンを多く使います。いらないときはオフに、という案内です。
なお、ChatGPTで画像を1枚作ると何トークンになるかは、公式に数字がありません。今のところは「画像生成は多め」とだけ覚えておきましょう。
減りにくい使い方は公式にある?
あります。ただし、各社が自分のサービスについて書いたものです。ほかのAIでも同じ効き目があるとは限りません。
公式ページに書かれている方法は、次のとおり。
- 深く考えなくていい質問は即時モードで(OpenAI。12月から枠を消費しない)
- 入れる量が大きいときは、短くする・不要な部分を消す・分ける・要約する(OpenAI)
- 関係する質問は、1つのメッセージにまとめて送る(Claude)
- 何度も使う資料は「プロジェクト」に入れておく(Claude)
- 長いチャットで上限が近いなら、新しい会話を始める(Claude)
- 努力レベルを下げる、使わないツールはオフにする(Claude)
Claudeのプロジェクトに入れた資料は、一時的に保存(キャッシュ)され、次に使うときは少なく数えられます。しばらく使わないと保存は切れる、とヘルプにあります。
使い方別・減りやすさの早見表
ここまでの内容を、頼むこと別に1つの表にしました。「何回で上限」という数字は、どの会社も公表していないので入れていません。
| 頼むこと | 減り方 | 根拠 |
|---|---|---|
| 短い質問(即時モード) | 消費しない | OpenAI |
| 長い資料を貼る | 減りやすい | OpenAI・Claude |
| 長い会話を続ける | 減りやすい | 3社のヘルプ |
| 画像・動画を読ませる | 減りやすい | Google(API) |
| 考えるモデル | 減りやすい | OpenAI・Claude |
| 画像・動画を作る | 多く減る | |
| Deep Research | 多く減る | |
| GASのコードを書かせる | 書く間は減る | 下で説明 |
「消費しない」はChatGPTの2026年12月からの有料プランの話です。「多く減る」は、Googleが「より多く消費される」とはっきり書いているもの。最後の行は、後半のGASの見出しで、事実と推測を分けて説明します。
有料版でどれぐらい伸びる?3社比較
有料にしたら何倍使えるのか。公式に倍率を出しているのは、3社のうちGoogle(Gemini)とAnthropic(Claude)の2社です。数字はどちらも、2026年11月2日に公式ページで確かめたものです。
Geminiは2倍・4倍
Geminiアプリ ヘルプの「使用量上限とアップグレード」には、プランごとの倍率と、一度に読める量が表で載っています。
| プラン | 使用量の上限 | 一度に読める量 |
|---|---|---|
| プランなし | 標準 | 32,000トークン |
| AI Plus | 標準の2倍 | 128,000トークン |
| AI Pro | 標準の4倍 | 100万トークン |
| AI Ultra | Proの4倍か20倍 | 100万トークン |
Ultraは、申し込むサブスクリプションによって「AI Proの4倍または20倍」と書かれています。使用量の上限は、週の上限に達するまで5時間ごとにリセットされます。
料金は、Google Oneの料金ページでAI Plusが月額1,450円、AI Proが月額2,900円(2026年11月2日確認)。Ultraの料金は、このページにはありません。上限は変更される場合がある、ともヘルプにあります。
Geminiが勝手に別のモデルに替わって戸惑っている人は、原因を4つに分けたこの記事が近い内容です。
Geminiが勝手にFlashになる|原因4つと戻せるかの答え
Claudeは5倍以上
Claudeの料金ページ(2026年11月3日確認)の数字を表にしました。日本から開くと、料金は10%の消費税込みの米ドルで表示されます。
| プラン | 使用量の目安 | 月額(税込) |
|---|---|---|
| Free | 制限あり | 0ドル |
| Pro | Freeの5倍以上 | 22ドル |
| Max | Proの5倍 | 110ドル |
| Ultra | 週はProの10倍 | 220ドル |
Proの「5倍以上」は、5時間のセッションあたりの比べ方です。Maxは5時間ごと・毎週ともProの5倍。Ultraは週の量がProの10倍で、認証済みのアカウントは5時間の制限がありません。
Proは年払いだと月18ドル(一括220ドル)。またClaudeは固定のメッセージ数はないと明記しています。会話の長さ、モデル、使う機能で使える量が変わるためです。
ChatGPTは何倍か公表されていない
ChatGPTの「プランと料金」ページ(2026年11月2日確認)に、「無料版の何倍」という数字はありません。Plusは「メッセージ送信とアップロードの上限拡大」のように、言葉で書かれているだけです。
月額の料金は、無料版が0円、Goが1,400円、Plusが3,000円、Proが16,800円から。ふだんのテキストチャットは、どのプランも「無制限」(不正利用を防ぐための制限はあり)と書かれています。
数字で公表されているのは、1回に入れられる文章の量です。比較表の「GPT Instant の入力上限」をグラフにしました。
OpenAIの料金ページによると、無料版は約12ページ、GoとPlusは約40ページ、Proは約250ページ分。この項目では、PlusとGoは同じ量です。
これは1回に入れられる量で、何回使えるかの倍率ではありません。料金ページの注のとおり概算で、システムの指示やメモリにも使うため、実際に入れられる量はこれより小さくなります。
考えるモデル(GPT 推論)の入力上限も載っています。GoとPlusは約320ページ、Proは約680ページ分。無料版は「場合によって異なる」です。
「入れられる量」と「使える量」が別もの、という点はClaudeのヘルプも同じです。1つの会話の長さの上限(長さ制限)と、一定の時間に使える量の上限(使用量制限)を、分けて説明しています。
GASをAIに組ませると何が楽になる
GAS(Google Apps Script)は、Googleのサービスを自動で動かすための仕組みです。特徴は、Googleの「Google Apps Script の概要」によると次のとおり。
- JavaScriptという言葉でコードを書く
- インストールは要らず、ブラウザの中で書ける
- スクリプトはドライブに保存され、Googleのサーバーで動く
- Gmail・カレンダー・ドライブなどとつなげられる
できることの例は、スプレッドシートに自分用の関数やマクロを作る、ドキュメントにメニューを足す、など。公式の入門例には「ドキュメントを作り、そのリンクをメールで送る」自動化もあります。
ここで役に立つのがAIです。Googleのガイドによると、Apps Scriptのエディタの中のGeminiに、ふつうの言葉で頼んでコードを作ったり直したりできます。GeminiアプリのCanvasでも、コードを作れます。
公式に案内があるのは、「言葉で頼むとコードを作ったり直したりできる」ところまで。それでも、自分でコードを1行ずつ書かずに済むぶん、仕組みづくりの入口はぐっと低くなると考えられます。
ただし、AIが作ったコードが一度でうまく動くとは限りません。エラーが出たら、その内容をAIに伝えて直してもらう。この行き来にも、AIの使用量を使います。
私も前の仕事で、Googleの開発ツールAntigravityとGeminiにGASを作らせたことがあります。上限に引っかかることが多かったのはAntigravityのほう。無料版で使っていたこともありました。
Antigravityの料金ページを見ると、無料の個人向けプランは「基本の週間レート制限」。上限に当たりやすかったのは、この無料版の条件で使っていたときです。
Geminiで組ませたときも、週の上限に当たって、1週間まるまる使えなくなったことがあります。だから私は、効率よく、できるところから1つずつ仕組みを作るのがとても大事だと思っています。
作るときだけ減る?事実と推測を分ける
GASの話でいちばん気になるのは、「作ったあとも、動かすたびにAIの上限が減るのか」だと思います。公式ページで確かめられたことと、そこからの推測を分けて表にしました。
| 段階 | 数えられるもの | 事実か推測 |
|---|---|---|
| AIに書かせる | AIの使用量 | 事実 |
| できたGASを動かす | GASの1日の割り当て | 事実 |
| GASの中でGeminiを呼ぶ | Gemini APIのトークン | 事実 |
| 繰り返しはAIを食わない | — | 推測 |
公式で確かめられたこと
1つ目。AIにコードを書いてもらうのは、ふつうのチャットと同じAIとのやりとりです。この間は、そのAIの使用量を使います。
2つ目。できたスクリプトはGoogleのサーバーで動き、Apps Script自身の「1日の割り当て」で数えられます。Googleの「Google サービスの割り当て」(2026年11月2日確認)では、一般のアカウントでこうなっています。
- トリガー(自動で動かす設定)の合計実行時間:1日90分
- スクリプトの実行時間:1回6分まで
- メールを送れる相手:1日100人
この割り当ては、最初のリクエストから24時間後にリセットされます。どれも予告なく変わることがある、という注意書きつき。割り当ての表には、AIの使用量(トークン)という項目はありません。
3つ目は例外。スクリプトの中からGemini APIを呼んで文章を作らせるなら、その分はAPIのトークンとして数えられます。Googleによると、課金を有効にしたAPIの費用は、入力と出力のトークン数で決まります。
ここからは推測
以上から、同じ作業を毎回AIに頼むより、一度GASにすれば、繰り返しの部分ではAIの使用量を食わずに済むと考えられます。AIを使うのは、作るときと直すときが中心になる、という見方です。
ただ、これは公式ページを組み合わせた推測で、どこかに「こうすれば得」と書かれているわけではありません。作業の中でAIに判断させたいなら、3つ目の例外にあたる点も覚えておいてください。
GASを頼む流れと注意3つ
ここで紹介するのは、Googleの公式の機能を組み合わせた一例です。1つのページにこの順番で案内されているわけではありません。
- Geminiアプリ(gemini.google.com)にログインし、「Canvas」を選んで、作りたい作業を伝えてコードを書いてもらう
- 使いたいスプレッドシートで「拡張機能」→「Apps Script」を開き、コードを貼って保存する
- 初めて実行すると権限の確認が出るので、中身を確かめてから許可する
頼むときは、何をどうしたいかを具体的に書くのがコツです。たとえば、次のような頼み方。
頼み方の例
Googleスプレッドシートの「売上」シートで、A列の日付とB列の金額から、月ごとの合計をD列に出すApps Scriptを書いてください。
毎朝7時に自動で動かす方法と、実行するときに出る権限が何のためのものかも、やさしく説明してください。
シート名・列・タイミング・してほしいことの4つを、1回で伝えるのがポイント。Claudeのヘルプも、聞き返しが要るようなあいまいな頼み方は避けるよう案内しています。
注意1:エディタの中のGeminiは条件つき
Googleのガイド(2026年9月3日更新)によると、エディタの中のGeminiはベータ版プログラムの人だけの機能。対応は英語のみで、Google AI ProやUltraなどのライセンスも要ります。
提案されたコードは、全部受け入れるか全部断るかの2択です。
注意2:権限は読んでから許可
同じガイドによると、作ったコードを初めて動かすと権限の確認が出ます。許可の前に、内容を確かめるようにとの案内です。メールを送る・ドライブのファイルを見るなど、何を許すのかを読んでから進めましょう。
注意3:1日の割り当てがある
前の見出しのとおり、GASにも1日の割り当てがあります。自動で何度も動かすと、トリガーの合計時間(一般のアカウントで1日90分)に届くことも。割り当てを超えるとスクリプトは止まる、と公式ページに書かれています。
よくある質問
日本語は1文字で何トークンですか?
公式に日本語の目安はありません。OpenAIとGoogleが出しているのは英語の目安(1トークンは約4文字)だけです。OpenAIは、文字・単語・トークンの関係は言語によって異なる場合がある、と書いています(2026年11月2日確認)。
無料版のChatGPTにも上限はありますか?
OpenAIの無料版のよくある質問では、日常的なテキストチャットは回数無制限です(不正利用防止の制限あり)。ファイルのアップロード・画像生成・音声・データ分析には、個別の上限があります。12月からの変更の対象は、Plus・Pro・Businessです。
残りの量はどこで見られますか
ChatGPTは2026年12月から、「設定」→「使用状況」で残量とリセット時刻を確認できるようになると案内されています。Claudeの有料プランは、今も「設定」→「使用状況」で確かめられます。
英語で聞くと減りにくいですか
公式は、文字・単語・トークンの関係は言語によって異なる場合がある、と書いているだけです。日本語より何割少ないといった数字は出ていないので、英語のほうが得とは言い切れません。
GASは動かすたびにAIの上限が減りますか
動かす分は、Apps Scriptの1日の割り当てで数えられます。割り当ての表に、AIの使用量の項目はありません。ただし、スクリプトの中でGemini APIを呼ぶ作り方なら、その分はAPIのトークンとして数えられます。
まとめ
- トークンは、AIが文章を区切って数える単位。日本語の目安は公表されていない
- 2026年12月から、ChatGPTのPlus・Pro・Businessの枠はトークンで数える。即時モードのチャットは消費しない
- 減りやすいのは、長い会話・長い資料・画像や動画・考えるモデル・画像生成やDeep Researchの5つ
- 有料の倍率は、Geminiが2倍・4倍、ClaudeのProがFreeの5倍以上。ChatGPTは公表なし
- GASは、作るときと直すときにAIの使用量を使う。動かす分はGASの1日の割り当てで数える
12月になったら、まずは「使用状況」で自分の減り方を見てみてください。どの使い方で多く減っているかが分かれば、プランを替えるかどうかも決めやすくなります。
次に読む
- Claudeも使っていて、週の上限で止まってしまった人は、いつ戻るかの見方をこちらで
Claudeの週間制限はいつリセット?|戻る時刻の見方と続ける方法3つ - 有料にするなら、3つのAIのどれにお金を払うか迷っている人に
3大生成AI、後悔しない1つの選び方 - AIのほかの困りごとは、症状別の一覧から探せます
ChatGPT・Gemini・Claudeの困ったを解決|症状別の直し方一覧
数字の根拠
確認日は2026年11月2日です(Claudeの料金とAntigravityの料金ページは11月3日)。
- 12月からの共通の利用枠・トークンでの計測・即時モードは消費しない・「使用状況」・上限時の3つの方法・待つ頻度の見込み: OpenAI「ChatGPT と Codex の利用上限について」
- トークンの定義、英語の目安(約4文字・約0.75語・100トークン約75語)、トークンの種類、入力が大きいときの4つの方法: OpenAI「トークンの理解とカウント」(開発者向け)
- 無料版のテキストチャットは回数無制限、ツールごとの上限、長文のほうが容量を使う場合: OpenAI「ChatGPT 無料版に関するよくある質問」
- ChatGPTの月額(0円・1,400円・3,000円・16,800円から)、GPT Instantの入力上限(約12・40・40・250ページ)、GPT 推論の入力上限(約320・680ページ)、グラフの数字: OpenAI「プランと料金」
- 1トークン約4文字、画像258・動画1秒263(別の表では約100〜約300)・音声1秒32トークン、API費用とトークン数: Google「トークンを理解してカウントする」(開発者向け・2026年10月13日更新)。動画1分約15,780・音声1分約1,920・32,000に届く約2分(約100なら約5分)は、この数字からの計算
- Geminiアプリの倍率(2倍・4倍・Proの4倍または20倍)、一度に読める量(32,000・128,000・100万トークン)、5時間ごとのリセット、多く消費する機能: Google「Gemini アプリの使用量上限とアップグレード」
- Google AI Plus 月額1,450円・Google AI Pro 月額2,900円: Google One「プランと料金」
- Claudeの料金(日本からの表示で10%の消費税込み。Pro 22ドル・年払いで月18ドル、Max 110ドル、Ultra 220ドル)と使用量の倍率、固定のメッセージ数はない: Anthropic「プランと料金」
- Claudeの使用制限に影響する要因、プロジェクトのキャッシュ、まとめて送る・あいまいな頼み方を避ける: Anthropic「使用制限のベストプラクティス」
- 使用量制限と長さ制限の違い、長い会話と新しい会話、努力レベル・ツール: Anthropic「使用量と長さの制限はどのように機能しますか?」
- Apps Scriptの特徴とできること: Google「Google Apps Script の概要」(2026年4月23日更新)
- 一般アカウントの割り当て(トリガー1日90分・メール1日100人・1回6分)、24時間でリセット、予告なく変更: Google「Google サービスの割り当て」(2026年4月23日更新)
- 「拡張機能」→「Apps Script」の開き方: Google「Google スプレッドシートのカスタム関数」
- Antigravityの無料の個人向けプランは「基本の週間レート制限」: Google「Google Antigravity – 料金」
- エディタ内のGeminiの条件と権限の確認: Google「Use the Gemini side panel in the Apps Script editor」(英語・2026年9月3日更新)
- GeminiアプリのCanvasでコードを作れる:Google「Canvas でドキュメントやアプリなどを作成する」
AIへの頼み方そのものに慣れたい人向けに、コピペで使える頼み方をnoteにまとめています。 AI初心者にすすめるプロンプト5選|コピペで使える
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