【NotebookLMスライドがパワポで編集できない】1枚ずつ直す方法
会議資料をNotebookLMでスライドにして、PPTXでダウンロード。あとはPowerPointで少し整えるだけ、と思って開いたら、あれ?文字をクリックしても直せない。明日の会議に間に合わせたいのに、パワポで編集できないまま手が止まっている。この記事は、そんな状態から抜け出すための手順書です。
NotebookLMは、PDFやメモを読み込ませて要約や資料を作れるGoogleのAIノートです。2026年7月16日に「Gemini Notebook」へ名前が変わり、画面の名前とロゴは数週間かけて順番に切り替わっています(Google Workspace公式ブログ「Workspace Updates」2026年7月16日の発表より)。この記事では、検索で使われることの多い「NotebookLM」の呼び方で書き進めます。
先にお伝えしておくと、スライドの中身はNotebookLMの画面で1枚ずつ直すのが基本です。PowerPointは最後の仕上げにだけ使う。この順番さえ守れば、有料のツールを買い足さなくても、多くの修正は片づきます。機能の説明は、Googleの公式ヘルプ「Gemini Notebook でスライド資料を生成する」(2026年10月19日確認)をもとにしています。
- NotebookLMのスライド、パワポで開いたら直せない?よく見かける6つの声
- 結論:中身は「元の画面で1枚ずつ」、パワポは最後の仕上げだけ
- まず30秒診断:パワポで文字をクリックして選べるか確かめる
- 直したい中身別・どこで直すかの早見表
- NotebookLM(Gemini Notebook)で1枚だけ修正する手順
- 修正の指示が通りやすい頼み方(コピペ例文つき)
- 指示したのに直らない・おかしくなる3つの理由
- スライドの削除と並べ替えは元の画面でできる
- 文字が選べない(タイプB)ときのパワポでの直し方
- 文字が選べる(タイプA)ときの仕上げのコツ
- 日本語の文字がにじむ・崩れるときの対処
- 最初から直しやすいスライドを作る3つのコツ
- PPTXをもう一度ダウンロードするときの場所と名前の違い
- 仕事の資料で使う前に確かめたい2つのこと
- 変換ツールにお金を払う前に考えたいこと
- やりがちな失敗
- よくある質問
- まとめ
NotebookLMのスライド、パワポで開いたら直せない?よく見かける6つの声
NotebookLMのスライド機能を紹介する解説記事や、実際に使った人の検証記事を読んでいくと、つまずいている場所はだいたい共通しています。Yahoo!知恵袋では当てはまる質問が見つからなかったため、ここでは解説記事・検証記事によく出てくる声をまとめました。
- PowerPointで開いても、文字をクリックして選べない
- 誤字を1文字だけ直したいのに、直す方法が分からない
- 日本語の文字がにじんだり、崩れたりしている
- 修正を頼んだら、直してほしくない部分まで変わってしまった
- スライドを1枚消したい、順番を入れ替えたい
- 変換サービスにお金を払うべきか迷っている
このうち、1つ目の「文字が選べない」については、解説記事によって書いてあることが分かれています。PPTXにすると中身が画像のようになり編集しにくい、という報告がある一方で、フォントの調整やレイアウトの細かい変更はPowerPointでできた、とする検証記事もあります。そして、Googleの公式ヘルプには、PPTXの中身が画像なのか文字なのかは書かれていません(2026年10月19日確認)。
つまり「あなたのファイルがどちらなのか」は、開いてみないと分からないということ。だからこの記事では、最初に自分のファイルを確かめてから、直し方を選ぶ流れにしています。
結論:中身は「元の画面で1枚ずつ」、パワポは最後の仕上げだけ
NotebookLMのスライドがパワポで編集できないときの答えは、実はシンプルです!文章・構成・数字といった中身は、NotebookLMの画面で1枚ずつ修正の指示を出して直す。PowerPointでは、文字の位置合わせや社内テンプレートへの貼り付けなど、最後の見た目の調整だけを行います。
理由は2つあります。1つは、Googleの公式ヘルプに、スライドごとに修正の指示を入れて作り直す機能がはっきり載っていること。もう1つは、PowerPointで手直しした後にNotebookLM側で作り直すと、パワポでの作業が新しいファイルに引き継がれないことです。先にパワポで頑張ってしまうと、二度手間になりかねません。
この記事の流れは次の4ステップです。
- 30秒診断:PowerPointで文字が選べるかだけ確かめる
- 早見表で振り分け:直したい中身ごとに、どこで直すかを決める
- NotebookLMで1枚ずつ修正:指示の出し方と、うまくいかないときの理由
- パワポで仕上げ:文字が選べる場合・選べない場合で分けて整える
「直せない」と感じたときに一番もったいないのは、原因が分からないまま変換サービスを探し始めること。まずは手元のファイルの状態を確かめましょう。
まず30秒診断:パワポで文字をクリックして選べるか確かめる
やることは1つだけです。ダウンロードしたPPTXをPowerPointで開き、スライドの見出しや本文の文字を1回クリックしてみてください。
| クリックした結果 | 状態 | この記事での呼び方 |
|---|---|---|
| 文字の周りに枠が出て、カーソルが入る・文字を消せる | 文字として編集できる | タイプA |
| スライド全体や大きな四角がまとめて選ばれ、文字だけを選べない | 文字を直接は直せない | タイプB |
見出しは選べるのに本文は選べない、のように1枚の中で混ざっている場合もあり得ます。そのときは、直したい部分がどちらに当たるかで判断すればOK。1枚目だけでなく、表やグラフが入っているページも1枚クリックしておくと、後で慌てずに済みます。
どちらのタイプでも、中身の修正はNotebookLMの画面で行うのが近道です。違いが出るのは、最後の仕上げをPowerPointでどこまでできるか、という部分だけ。診断の結果をメモしたら、次の早見表に進みましょう。
直したい中身別・どこで直すかの早見表
ここがこの記事の中心です。「何を直したいか」から、直す場所を決めてください。迷ったら左の列から探すだけで足ります。
| 直したいこと | 直す場所 | やり方 |
|---|---|---|
| 誤字を1文字だけ | タイプA:パワポ/タイプB:NotebookLM | Aはそのまま打ち直す。Bはそのスライドに修正の指示を出す |
| 文章が長い・減らしたい | NotebookLM | そのスライドに「箇条書き3つに減らす」などと指示する |
| レイアウト・文字の配置 | NotebookLM→仕上げはパワポ | 大きな変更は指示で、細かい位置合わせはパワポで |
| スライドの順番 | NotebookLM | プレビューのサムネイルをドラッグして並べ替える |
| スライドを1枚消す | NotebookLM | スライドを削除し、改訂版を作るときに反映させる |
| スライドを1枚足す | パワポ | 公式ヘルプに追加の手順は載っていないため、パワポで足す |
| グラフや表の数字 | NotebookLM+元資料で照合 | 指示で直したら、必ず元の資料と見比べる |
| ロゴの位置・会社の書式 | パワポ | 社内テンプレートに貼り付けて整える |
| 日本語の文字がにじむ・崩れる | NotebookLM | その1枚だけ作り直す、文字量を減らす |
表を見ると分かるとおり、パワポで直すのが向いているのは「足す」「会社の見た目に合わせる」「細かく位置をそろえる」の3つくらいです。それ以外の中身に関わる修正は、NotebookLMで直してからダウンロードし直したほうが、仕上がりがそろいます。
なお、NotebookLMで直すたびにPPTXは新しくダウンロードし直すことになります。だからこそ、パワポでの作業は一番最後にまとめて行うのがいちばん無駄がありません。
NotebookLM(Gemini Notebook)で1枚だけ修正する手順
「この1枚だけ直したい」というときの手順です。Googleの公式ヘルプ「Gemini Notebook でスライド資料を生成する」(2026年10月19日確認)に書かれている流れをもとに、順番に並べました。
- NotebookLMで対象のノートブックを開き、Studioパネルから作成済みのスライド資料を開く
- 上部にある改訂のアイコンを押す
- 直したいスライドのところに、修正の指示を入力する(複数のスライドに、それぞれ指示を入れられる)
- 「改訂版のスライドを生成」を押す
- 新しく作られたスライド資料を開いて、直っているか確かめる
ここで覚えておきたいのは、改訂版は新しいスライド資料として作られるという点です。公式ヘルプでも、改訂のたびに新しい資料ができるため、修正はまとめて行うのが効率的だと案内されています。1枚直すたびに生成ボタンを押すのではなく、直したいスライドすべてに指示を書き込んでから、1回でまとめて生成しましょう。
また、公式ヘルプでは、スライド資料の機能は現時点で18歳以上のユーザー向けとされています(Googleの2026年3月20日の発表(Workspace Updates)でも、スライドの修正は18歳以上が対象)。同じ発表では、パソコンとスマホのどちらからでも修正できるとされています。
公式ヘルプによると、改訂版を生成するたびに、まったく新しいスライド資料が作られます。ただ、元の資料がどう扱われるかまでは書かれていないため、改訂後はStudioパネルの一覧で、どの資料が残っているかを確かめてください。どれが最新か分からなくならないよう、気に入った資料には名前を付け直しておくと安心です(名前の変更は公式ヘルプに載っている操作です)。
修正の指示が通りやすい頼み方(コピペ例文つき)
修正の指示は、「どこを・何を・どう変えるか」を1枚ずつ短く書くのがコツです。「いい感じにして」のようなあいまいな頼み方だと、直してほしくない部分まで変わってしまう原因になります。
そのまま使える例文を、直したい中身ごとに並べます。【】の部分を自分の資料に合わせて書き換えてください。
- 誤字:「見出しの【顧客満足渡】を【顧客満足度】に直してください。ほかの部分は変えないでください」
- 文章量:「本文を箇条書き3つまでに減らしてください。数字はそのまま残してください」
- 表現:「社内会議向けに、ですます調のかたい表現にそろえてください」
- レイアウト:「文字を左、図を右に分けた配置にしてください」
- 文字の大きさ:「見出しの文字を大きくして、本文は2行以内に収めてください」
ポイントは2つ。1つは「ほかは変えないで」と一言添えること。もう1つは、1枚のスライドに頼む修正を1〜2個にしぼることです。5個も6個も詰め込むと、どれかが抜けたり、関係ない部分が変わったりしやすくなります。
AIへの頼み方そのものに慣れていない人は、基本の型を一度身につけておくと、ほかの生成AIでも応用できます。役割・目的・条件を分けて伝える考え方は、【初心者向け】生成AIが劇的に賢くなる!「プロンプト」の作り方と黄金テンプレートで例文つきで紹介しています。
修正の指示で直せるのは、あくまで今あるスライドの見せ方や文章です。中身の情報を増やしたいときの考え方は、次の見出しで説明します。
指示したのに直らない・おかしくなる3つの理由
指示を出したのに直らない。そんなときは、次の3つのどれかに当てはまることが多いです。いずれもGoogleの公式ヘルプ(2026年10月19日確認)に書かれている仕組みです。
理由1:修正のときはソースが読み直されない
公式ヘルプには「現時点では、改訂時にソースは考慮されません」とあります。ノートブックに新しいPDFを足しても、修正の指示ではその内容は使われません。新しい情報をスライドに入れたいなら、ソースを追加・整理したうえで、スライド資料そのものを作り直すのが確実です。
理由2:改訂できる資料の数には上限がある
公式ヘルプによると、1つのスライド資料の中で直せるスライドの枚数に上限はありません。ただし、改訂できるスライド資料の総数には割り当ての上限があります。具体的な数は公式ヘルプに書かれていないため、何度も1枚ずつ生成し直すと、思ったより早く上限に近づくかもしれない、と考えておくのが安全です。
理由3:18歳未満のアカウントでは使えない
公式ヘルプでは、スライド資料の機能は現時点で18歳以上のユーザーのみが利用できるとされています。Googleの2026年3月20日の発表でも、スライドの修正は18歳以上が対象です。改訂のアイコンが見当たらないときは、使っているアカウントの年齢設定も確かめてみてください。
このほか、公式ヘルプにはAIが作るために見た目が不自然になったり、不正確な情報が入ったりすることがあるという注意も書かれています。指示が完全に反映されない場合は、指示を短くして、もう一度だけ試すのがおすすめです。
スライドの削除と並べ替えは元の画面でできる
解説記事の中には「NotebookLMではスライドの追加や削除ができない」と書かれているものもあります。ただ、Googleの公式ヘルプ(2026年10月19日確認)を読むと、削除と並べ替えの手順はちゃんと載っています!
- 削除:スライドを削除すると、そのスライドはグレー表示になり、その後に改訂版を作ったときに反映されます
- 復元:消してしまったスライドは、その他メニューの「スライドを復元」で戻せます
- 並べ替え:プレビューの中でサムネイルをドラッグして、順番を入れ替えます
削除はその場ですぐ消えるのではなく、改訂版を作るタイミングで反映される点に注意してください。ほかのスライドの修正指示とまとめて行えば、1回の生成で済みます。
一方で、スライドを1枚追加する手順は、公式ヘルプには載っていません。足りないページがある場合は、PowerPoint側で新しいスライドを足すのが確実です。中身の情報そのものが足りないなら、ソースを補ってからスライド資料を作り直す方法もあります。
文字が選べない(タイプB)ときのパワポでの直し方
30秒診断で文字が選べなかった場合でも、追加のお金をかけずにできる直し方があります。まず大前提として、中身の修正はNotebookLMで済ませておくこと。そのうえで、どうしてもパワポで直したい部分が残ったときの方法です。
方法1:上からテキストボックスを重ねる
直したい文字の上に、PowerPointの「挿入」からテキストボックスを置き、正しい文字を打ち込みます。元の文字が透けて見える場合は、テキストボックスの背景(塗りつぶし)をスライドの背景と同じ色にすると目立ちません。数文字の誤字や、日付だけ差し替えたいといった小さな修正に向いています。
方法2:その1枚だけ自分で作り直す
文章を大きく変えたいページが1〜2枚だけなら、白紙のスライドを追加して、その部分だけ自分で作ってしまうのも手です。NotebookLMのスライドを横に並べて、文章を写しながら整えれば、ゼロから考えるよりずっと早く終わります。
方法3:NotebookLMで直してからダウンロードし直す
重ねる箇所が多くなりそうなら、無理にパワポで直すより、NotebookLMに戻って修正の指示を出し、PPTXをダウンロードし直したほうが早いこともあります。目安として、1枚に何か所も重ねる必要があるなら、こちらを選ぶのがおすすめです。
どの方法でも、元のPPTXは別名で保存してから作業を始めると、失敗しても戻れます。
文字が選べる(タイプA)ときの仕上げのコツ
文字が選べるタイプなら、PowerPointでの仕上げはぐっと楽になります!とはいえ、AIが作ったスライドをそのまま会議に出す前に、整えておきたいポイントがいくつかあります。
- フォントをそろえる:ページによって書体が違って見えるときは、社内でよく使う書体に統一する
- 改行位置を見直す:単語の途中で改行されていないか、1行だけはみ出していないかを確かめる
- はみ出しを直す:文字が枠からはみ出しているページは、文字を小さくするより文章を削るほうが読みやすい
- 会社の書式に合わせる:社内テンプレートがあるなら、スライドを貼り付けてロゴや色をそろえる
ここで1つ気をつけたいのが、仕上げの順番です。パワポで整えた後に、NotebookLMで別の修正を加えてダウンロードし直すと、パワポでの作業は新しいファイルには残りません。中身の修正がすべて終わったのを確かめてから、最後にまとめて整えましょう。
日本語の文字がにじむ・崩れるときの対処
「日本語の文字がゆがむ」「細かい文字がにじんで読みにくい」という声も、解説記事でよく見かけます。公式ヘルプにも、AIが生成するため見た目が不自然になることがある、という注意書きがあります。
対処としては、次の3つを順番に試すのがおすすめです。
- 崩れたスライドだけ作り直す:崩れている1枚に「文字がはっきり読めるように作り直してください」と修正の指示を出す
- 形式を「プレゼンターのスライド」にする:公式ヘルプによると、要点をしぼった視覚的なスライドになる形式。1枚あたりの文字が減るぶん、細かい文字の崩れが目立ちにくくなる
- 長さを「短め」にする:伝えたい内容を少ない枚数にまとめさせ、1枚ずつの情報量を整理する
それでも読みにくい部分が残ったら、タイプBの直し方と同じく、パワポでその部分だけテキストボックスを重ねる方法が使えます。崩れた文字を無理に読める形にしようとするより、上から正しい文字を置いたほうが早く片づきます。
最初から直しやすいスライドを作る3つのコツ
どうせなら、最初から手直しの少ないスライドを作りたいですよね?これからスライドを作り直す人、次の資料を作る人に向けて、そのコツをまとめます。
コツ1:ソースを整えてから作る
スライドの中身は、ノートブックに入れたソース(元の資料)から作られます。古い資料や関係のない資料が混ざっていると、スライドにも余計な内容が入りがちです。使う資料だけにしぼり、読み込みが終わっているかを確かめてから作り始めましょう。PDFを入れたのに中身が読み込まれない、という場合の対処は、【9割はこれが原因】NotebookLM「ソースが空です」の直し方にまとめてあります。
コツ2:形式と長さを選んでから作る
公式ヘルプによると、スライド資料は作る前に設定を変えられます。形式は、全文と詳しい内容を入れた配布向けの「詳細なスライド」と、話す内容を補う要点中心の「プレゼンターのスライド」の2種類。長さは「短め」「デフォルト」「長め」から選べます。会議で話しながら見せるなら「プレゼンターのスライド」、資料として配るなら「詳細なスライド」と、使う場面で選び分けると直す量が減ります。
コツ3:1回目から完璧を狙わない
説明の欄には、対象者やスタイル、伝えたい要点を自由に書けます(公式ヘルプより)。ここに「営業部向け・10分の報告・数字を強調」のように書いておくと、方向性のずれが減ります。ただ、1回で完璧なものはまず出てこないと考えて、「骨組みを作らせて1枚ずつ直す」くらいの気持ちで使うほうが、結果的に早く終わります。
PPTXをもう一度ダウンロードするときの場所と名前の違い
NotebookLMで直したら、PPTXをダウンロードし直します。公式ヘルプ(2026年10月19日確認)によると、手順は次のとおりです。
- Studioパネルで、作成済みのスライド資料の横にある「その他」メニューを開く
- 「PowerPoint(.pptx)をダウンロード」を選ぶ
同じメニューには「PDF ドキュメント(.pdf)をダウンロード」もあります。会議で映すだけで直す予定がないなら、PDFのほうが見た目の崩れを気にせず済みます。改訂のたびに新しい資料が作られるので、ダウンロードの前に、開いているのが最新の資料かどうかを確かめてください。
もう1つ戸惑いやすいのが、画面の名前です。2026年7月16日のGoogleの発表(Workspace Updates)によると、NotebookLMはGemini Notebookへ名前が変わり、新しい名前とロゴは数週間かけて順番に表示が切り替わるとされています。既存のノートブックやリンクは自動で転送されるため、名前が違っていても同じサービスです。解説記事やこの記事の画面の名前と、自分の画面の表示が違っていても、慌てなくて大丈夫!
名前が変わった時期には、Googleドライブのフォルダとつなぐ機能でつまずく人もいました。画面の表示が違う、ファイルがうまく取り込めないと感じたら、【見落としがち】Gemini Notebookのフォルダ連携エラー、直し方はこれもあわせて確認してみてください。
仕事の資料で使う前に確かめたい2つのこと
会議資料をNotebookLMで作るなら、スライドの直し方と同じくらい大事なことが2つあります。
1. 社外秘の資料を入れてよいか、会社のルールを確かめる
スライドの元になるのは、ノートブックに入れたソースです。顧客の情報や社外に出していない数字が入った資料を使う前に、生成AIへの資料の入力について会社のルールがないか確かめておきましょう。ルールが分からないときは、上司や情報システムの担当に一言聞いておくのが確実です。どんな使い方が情報漏れにつながるのかは、【9割が知らない】生成AIの情報漏洩が起きる原因・対策・対処法で具体例を挙げて解説しています。
2. 数字と固有名詞は、元の資料と見比べる
公式ヘルプには、AIが生成するため不正確な情報が入ることがある、と書かれています。売上の数字、日付、会社名や商品名、人の名前。このあたりは間違えたまま会議に出すと信用に関わるので、元の資料と1つずつ見比べてから使ってください。修正の指示でグラフや表を直したときも同じです。
変換サービスを考えるのは、ここまでの手順を試しても困ることが残ったとき。その判断の材料を次にまとめます。
変換ツールにお金を払う前に考えたいこと
「NotebookLM スライド 編集」で検索すると、PDFやPPTXを編集できる形に変換するツール・サービスの紹介がたくさん出てきます。手段の1つではありますが、お金を払う前に次の3点を考えてみてください。
- 無料の手順で足りないか:中身はNotebookLMで1枚ずつ直し、残りはテキストボックスを重ねる。これで済む修正が多いはず
- 社外にファイルを出してよいか:変換のために、会議資料を別の会社のサービスへアップロードすることになる。会社のルールで問題ないかを確かめる
- 何枚・どのくらいの頻度で使うか:月に1回、数枚直すだけなら、手作業のほうが早くて安いこともある
毎週のように大量のスライドを作り、そのたびに大きく編集する必要がある。そんな使い方なら、検討する価値はあると思います。その場合も、無料で試せる範囲で自分のファイルがきれいに変換されるか確かめてから決めるのが安全です。
やりがちな失敗
最後に、NotebookLMのスライドを直すときにありがちな失敗をまとめます。公式ヘルプに書かれている仕組みから考えると、どれも先に知っておけば避けられます!
- 1枚直すたびに生成し直す:改訂のたびに新しい資料が作られ、改訂できる資料の総数には上限がある。直したいスライドすべてに指示を書いてから、1回で生成する
- 1回の指示に何個も詰め込む:1枚に頼む修正は1〜2個まで。多いと抜けや関係ない変更が起きやすい
- 修正でソースが読み直されると思い込む:改訂時にソースは使われない。新しい情報を入れたいなら、ソースを整えて作り直す
- パワポで直した後にNotebookLMで作り直す:パワポでの作業は新しいファイルに引き継がれない。パワポは一番最後
- どれが最新の資料か分からなくなる:改訂版を作ったら、使う資料に分かりやすい名前を付けておく
よくある質問
Q1. NotebookLMのスライドをPPTXでダウンロードするのは無料でもできますか?
A. Googleの2026年3月20日の発表では、PPTXでの書き出しはNotebookLMを使えるGoogle Workspaceの利用者と個人のGoogleアカウントの利用者が対象とされています。発表に有料プラン限定という条件は書かれておらず、個人のGoogleアカウントも対象に含まれています。
Q2. スライドの修正に回数の制限はありますか?
A. Googleの公式ヘルプによると、1つのスライド資料の中で修正できるスライドの枚数に上限はありません。ただし、改訂できるスライド資料の総数には割り当ての上限があります。具体的な数は公式ヘルプに書かれていないため、修正はまとめて1回で生成するのがおすすめです。
Q3. NotebookLMとGemini Notebookは別のサービスですか?
A. 同じサービスです。Googleは2026年7月16日にNotebookLMの名前をGemini Notebookに変えると発表しました。既存のノートブックやリンクは自動で転送されます。
Q4. スライドを修正するときに、新しく追加した資料の内容を反映できますか?
A. Googleの公式ヘルプには、現時点では改訂時にソースは考慮されないと書かれています。新しい内容を入れたい場合は、ソースを追加・整理したうえで、スライド資料を作り直してください。
Q5. NotebookLMの画面でスライドを1枚追加できますか?
A. Googleの公式ヘルプには、スライドの削除・復元・並べ替えの手順は載っていますが、追加の手順は載っていません(2026年10月19日確認)。ページを足したい場合は、ダウンロードしたPPTXにPowerPointで追加するのが確実です。
まとめ
NotebookLMのスライドがパワポで編集できないときは、次の3つを順番に試してください。
- 30秒診断:PowerPointで文字をクリックし、選べるか(タイプA)選べないか(タイプB)を確かめる
- 早見表で振り分け:文章・順番・削除・数字はNotebookLM、追加・会社の書式・細かい位置合わせはパワポ
- 1枚ずつ直す:直したいスライドすべてに短い指示を書き、1回で改訂版を生成してから、最後にパワポで仕上げる
パワポで無理に直そうとするより、元の画面で直してからダウンロードし直す。この順番を押さえておくだけで、会議前の手直しはかなり短くなります。明日の会議、落ち着いて乗り切りましょう!
数字の根拠
- Google「Gemini Notebook でスライド資料を生成する」(NotebookLM ヘルプ、2026年10月19日確認)… 改訂の手順(「改訂版のスライドを生成」)、改訂時にソースは考慮されない、改訂できるスライド数に上限なし・資料の総数に割り当て上限、スライド資料の機能は18歳以上のみ、削除・復元・並べ替え、形式と長さの選択肢、ダウンロードのメニュー名、AI生成の注意書き https://support.google.com/notebooklm/answer/16757456?hl=ja
- Google Workspace Updates「New ways to customize and interact with your content in NotebookLM」(2026年3月20日公開、2026年10月19日確認)… PPTX書き出し(PDFに加えて)、パソコン・スマホでのスライド修正、対象(Workspace顧客と個人Googleアカウント)、スライド修正は18歳以上 https://workspaceupdates.googleblog.com/2026/03/new-ways-to-customize-and-interact-with-your-content-in-NotebookLM.html
- Google Workspace Updates「NotebookLM is now Gemini Notebook」(2026年7月16日公開、2026年10月19日確認)… 名称変更、既存リンクの自動転送、名前とロゴは数週間かけて切り替え https://workspaceupdates.googleblog.com/2026/07/notebooklm-now-gemini-notebook.html
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