NotebookLMにYouTube動画を追加できない|原因5つと字幕の貼り方
YouTubeの講義動画のURLをNotebookLMに貼ったのに、追加できない。そんなときに、原因の見分け方と入れ直す手順をまとめた記事です。
NotebookLMが動画から受け取るのは、字幕の文章だけ。だから「公開」「字幕がある」「アップロードから72時間」の3つがそろっていないと、入らないことがあります。字幕はあるのに入らないなら、文字起こしの文章を貼れば入れられます。
Google Workspace Updatesの発表によると、NotebookLMは2026年7月16日から順に「Gemini Notebook」へ名前が変わっています。記事は検索で多い旧名で書くため、画面の名前と違う場合があります。
条件や数字は、NotebookLMとYouTubeの公式ヘルプ(2026年10月29日確認)をもとにしています。
NotebookLMにYouTubeを追加できない理由
出どころは、NotebookLM ヘルプ「ノートブックの新しいソースを追加または検索する」。対象は、字幕付きの公開YouTube動画だけです。字幕は、投稿者が付けたものでも、YouTubeの自動生成でもかまいません。
取り込まれるのは、動画の文字起こしの部分だけです。映像そのもの、たとえばスライドの図や画面に映る文字は読みません。NotebookLMは「動画を見る」のではなく、「字幕の文章を読む」道具だと考えると分かりやすくなります。
そのため、入る動画の条件は次の3つにまとまります。
- 公開されている(限定公開・非公開ではない)
- 話し声があり、字幕が付いている
- アップロードから72時間がたっている
同じヘルプには、取り込みに失敗する原因として次の4つが挙がっています。
- YouTubeのリンクが無効になっている
- 動画が安全でない可能性がある
- 字幕ファイルがない
- 動画の言語がまだ対応していない
NotebookLMにYouTube動画を追加できないときは、自分の操作を疑う前に、まず動画の側を確かめるのが近道です。見分け方は次の見出しで。3秒で済みます。
つまり、同じ講義でも「話した言葉」は入り、「スライドに書いてあるだけの言葉」は入りません。話し手が読み上げなかった数字や図の中身は、NotebookLMに聞いても出てきません。
YouTubeではなく、PDFを入れたら「ソースが空です」と出て困っている人は、PDFの直し方が先です。
3秒で分かる:「文字起こしを表示」はある?
字幕があるかどうかは、YouTubeの画面ですぐ確かめられます。手がかりは、YouTube ヘルプ「動画の文字起こしを表示する」。字幕付きの動画では、説明欄の「文字起こしを表示」から全文を表示できます。
試すときは、パソコンのブラウザで動画を開き、動画の下の説明欄を開いて、下のほうまで見てください。「文字起こしを表示」があれば字幕あり。見当たらなければ、字幕がまだ無いと考えられます。
| テストの結果 | あなたの箱 | 読む見出し |
|---|---|---|
| 「文字起こしを表示」がある | 字幕はあるのに入らない | 限定公開〜会社のアカウント |
| 見当たらない | 字幕そのものがない | 見分け方 |
| 自分で投稿した動画 | ファイルで入れられる | 入れる手は2つ |
「字幕はあるのに入らない」箱の人は、最後に字幕の文章を貼る方法で入れられます。「字幕そのものがない」箱の人は、貼る文章が無いので、別の出口を使います。
スマホのYouTubeアプリで、このボタンがどこにあるかは、公式ヘルプには書かれていません。迷ったら、パソコンのブラウザで確かめるのが確実です。
限定公開・非公開の動画は入らない
NotebookLMのヘルプで対象になっているのは「公開」のYouTube動画だけです。限定公開や非公開の動画は、URLを貼っても追加できません。
限定公開の動画のURLを貼ると、「挿入」ボタンが押せないままだった、という報告があります。ボタンの表示は公式に書かれていないので、押せないときは「限定公開だから」と疑ってみてください。
会社の研修動画や、セミナーの参加者だけに配られた動画は、限定公開のことが多いもの。動画のタイトルの近くに「限定公開」と出ていないか、まずそこから見ていきましょう。
限定公開の動画でも、字幕があれば「文字起こしを表示」から文章を写せます。それを「コピーしたテキスト」として入れれば、NotebookLMで要約や質問ができます。
ただし研修動画は、社外のサービスに入れてよいかを、先に会社の決まりで確かめてください。入れ方は、下の字幕の文章を貼って入れる手順で説明します。
アップロードから72時間たっていない
NotebookLMのヘルプには、アップロードから72時間がたっていない動画は、取り込めない場合があると書かれています。昨日の夜に上がったばかりの講義が入らないのは、これが理由かもしれません。
YouTube ヘルプ「自動字幕起こし機能を使用する」にも、同じような説明があります。複雑な音声は処理に時間がかかり、字幕がまだできていないこともあるとのこと。かかる時間は、音声の複雑さしだいです。
どうするかは簡単で、待つだけ。動画の投稿日を見て、3日(72時間)たってから、もう一度URLを貼れば入ることがあります。急ぐ場合は、字幕ができていれば文章を貼る方法も使えます。
貼ったURLの形がちがう
ヘルプに載っている失敗の原因の1つが、「YouTubeのリンクが無効になっている」です。動画そのものに問題が無くても、貼ったURLの形が原因で弾かれることがあります。
共有ボタンからコピーした短いURLだと失敗し、ブラウザのアドレスバーのURLに変えたら入った、という報告もあります。公式には書かれていない話なので、試す価値がある手の1つ、という扱いです。
試すときは、次の3つを順に見ていきます。
- 動画のページを開き、アドレスバーのURLをコピーし直す
- URLの前後に、空白や別の文字が入っていないか見る
- 動画がまだ見られるか(削除されていないか)確かめる
それでも入らず、「文字起こしを表示」があるなら、字幕の文章を貼る方法に切り替えましょう。
ソースが上限の50個に達している
1本目は入ったのに、足していくうちに途中から追加できなくなった。そんなときは、ソースの数の上限を疑います。
NotebookLMのヘルプによると、無料ユーザーの場合、1つのノートブックに入れられるソースは最大50個です。YouTube動画のほか、PDFや貼った文章もソースに数えます。
グラフの数字は、NotebookLM ヘルプ「Gemini Notebook のプランに関する詳細」から写しました。有料のプランほど上限が多く、ProならStandard(無料)の6倍の300個まで入ります。
ただし同じページには、上限は変更される場合がある、とも書かれています。
会社や学校のアカウントは、対象のWorkspaceのライセンスならStandardと同じ扱いです。Google Cloud経由の企業向けプランは、ソースの数の上限が表に載っていません。
上限に達したら、手早いのはテーマごとにノートブックを分けること。同じヘルプによると、ノートブックを共有しても、一緒に使う人のソースの上限は変わりません。
会社・学校のアカウントで止まっている
会社や学校のアカウントでは、そもそもNotebookLMが開けないことがあります。NotebookLM ヘルプ「よくある質問」では、この場合はWorkspaceの管理者に有効化を頼むよう案内しています。
動画の問題か、アカウントの問題かを分けるには、個人のGoogleアカウントで、同じ公開動画を試すのが早道です。個人のほうで入るなら、会社のアカウント側の設定が原因と考えられます。
ただし、会社の動画や資料を個人のアカウントに入れてよいかは、会社の決まりに従ってください。切り分けに使うのは、誰でも見られる一般の公開動画にしておくと安心です。
また、同じFAQには、使う前にGoogleアカウントで年齢確認を済ませる必要があるとも書かれています。個人のアカウントで開けないときは、こちらも原因の候補です。
字幕そのものがない動画の見分け方
「文字起こしを表示」が見当たらない動画は、字幕そのものがありません。この箱は、URLの貼り方を変えても入らないので、なぜ字幕がないのかを知っておくと次の手を選びやすくなります。
話し声がない動画
NotebookLMのヘルプには、話し声が含まれていない動画は対象外とあります。BGMだけの動画や、映像と文字だけで進む動画は、字幕を作る材料がそもそもありません。
自動字幕が作られない動画
YouTube ヘルプ「自動字幕起こし機能を使用する」では、自動字幕ができない理由として次のものを挙げています。
- 複雑な音声の処理に時間がかかっている
- 動画の言語が自動字幕に対応していない
- 動画が長すぎる
- 音質が悪い、または認識できない音声がある
- 動画の冒頭で、無音が長く続いている
- 何人もが同時に話している、複数の言語が混ざっている
日本語は、同じヘルプの自動字幕の対応言語に入っています。日本語の講義なのに字幕がないなら、音質や冒頭の無音、話し声の重なりが疑わしいところ。
NotebookLMの側でも、「動画の言語がまだ対応していない」ことが失敗の原因の1つとされています。外国語の動画で入らないときは、こちらの可能性もあります。
ライブ配信のアーカイブ
ライブ配信を録画として残した動画(アーカイブ)が入らない、という報告もあります。YouTubeのヘルプによると、ライブ配信中の自動字幕は英語にしか対応していません。
配信が終わったあとのアーカイブに字幕が付くかどうかは、ヘルプには書かれていません。迷ったら、ここでも「文字起こしを表示」があるかどうかを見れば判断できます。この箱の出口は、次の見出しの2つの手です。
字幕のない動画を入れる手は2つだけ
字幕のない動画は、URLでも貼る方法でも入りません。使える手は、動画が自分のものかどうかで次の2つに分かれます。
手1:自分の動画はファイルで入れる
自分で撮って投稿した動画なら、手元の元のファイルを、NotebookLMにソースとして直接入れる方法があります。NotebookLMのヘルプでは、音声ファイルの形式としてmp3・m4a・wav・mp4などが載っています。
アップロードできるファイルは、同じヘルプによると200MBまで。長い講義の録画で200MBを超える場合は、この方法では入りません。
もう1つは、YouTubeの動画に自分で字幕を付ける方法です。NotebookLMは、投稿者がアップロードした字幕でも読めるとヘルプにあります。
手2:他人の動画は待つか、別の動画に
他人の動画の場合は、投稿者が字幕を付けるのを待つか、同じテーマで字幕のある別の動画を探すことになります。アップロードから72時間たっていないなら、字幕ができて取り込めるようになるのを待つ価値はあります。
規約の本文を見ると、コンテンツのダウンロードは禁止事項に入っています。例外は、サービスで明示的に認められている場合や、YouTubeと権利を持つ人が事前に書面で許可している場合です。
近道に見えても、他人の動画をダウンロードツールで落とすのはやめておきましょう。
字幕の文章を貼って入れる手順
URLから字幕を読み込めない動画でも、「文字起こしを表示」が出るなら、その文章を写して入れられます。限定公開の動画や、URLの形で弾かれる動画に使える方法です。
NotebookLMのヘルプにも、テキストをコピーして貼り付ければ新しいソースを作れる、とあります。字幕付きの公開動画でURLが通らないときも、同じ手順で入ります。
パソコンでの手順
- YouTubeで動画を開き、説明欄の「文字起こしを表示」を押す
- 出てきた文字起こしを、はじめから終わりまでなぞって選び、コピーする
- NotebookLMでノートブックを開き、「ソースを追加」を押す
- 「コピーしたテキスト」を選び、文章を貼り付けて追加する
ボタンの名前は、画面の版によって違う場合があります。「ソースを追加」の中で、文章を貼る項目を探してください。
ヘルプによると、貼った文章のソースにはタイトルを付けたり直したりできます。動画の名前を入れておけば、あとで何本も並んだときも迷いません。1つのソースに入る文字の量は、50万語まで。
スマホのときの注意
NotebookLMのヘルプ(Android)によると、アプリから追加できるソースは5種類。PDF・ウェブサイト・音声・YouTube・コピーしたテキストです。貼る側の作業は、アプリでもできます。
一方、YouTubeのアプリで文字起こしを全部コピーできるかは、公式ヘルプに書かれていません。長い講義は、パソコンでコピーして貼り、スマホでは要約を読むだけ、という分け方が無理なく続けられます。
名前が変わったあと、アプリが古いままだと戸惑うこともあります。Google Workspace Updatesでも、スマホの人はアプリの更新が必要な場合があると案内されています。
貼ったあとに使える頼み方3つ
文字起こしを入れられたら、次は何を頼むかです。そのまま「要約して」でも動きますが、形を指定すると、あとで読み返しやすい答えが返ってきます。
プロンプト1 流れに沿って要約する(コピーして使えます)
この文字起こしを、話の流れに沿って見出しを付けて5つに分けて要約してください。
答えは、講義の流れに沿った見出し付きの5つのかたまり。どこで話が切り替わったかが分かるので、動画を見返すときの目次にもなります。
プロンプト2 専門用語を表にする(コピーして使えます)
この中に出てくる専門用語を、中学生にも分かる言葉で表にしてください(用語/意味/出てきた場面)。
知らない言葉が、意味と出てきた場面つきの表になります。自動字幕の聞き間違いで変な用語が混ざっていないか、確かめるのにも使えます。
プロンプト3 明日の仕事に使う(コピーして使えます)
この話から、明日の仕事で試せることを3つ挙げてください。それぞれ根拠になった発言も添えてください。
試せること3つが、元になった発言と並んで出てきます。発言が付いているので、AIが話を勝手に作っていないかを、元の文字起こしと見比べられます。
コピーした文字起こしは、自分の学習や仕事の整理に使い、そのままブログやSNSに載せないようにしましょう。動画の言葉は、話した人のものです。
NotebookLMの得意・苦手を表で確認
ここまでの条件を、やりたいこと別にまとめました。動画を入れる前に、自分の使い方が「得意」の側にあるかを見ておくと、がっかりせずに済みます。
| やりたいこと | できるか | わけ |
|---|---|---|
| 字幕の内容を要約する | できる | 字幕の文章を読む |
| 内容について質問する | できる | 字幕の文章が材料 |
| 数時間の長い講義 | できる | 字幕50万語まで |
| スライドの図や画面の字 | 苦手 | 映像は読まない |
| BGMだけの動画 | できない | 話し声がない |
| 限定公開・非公開 | URLでは不可 | 字幕を貼れば可 |
| 元動画が消えたあと | 続かない | 30日以内に削除 |
NotebookLMのヘルプによると、字幕の語数が50万語を超えない限り、動画の長さに上限はありません。数時間の講義でも、字幕さえあれば入ります。
苦手なのは、映像の中にしかない情報です。スライドの図や表、画面に出た数字は、話し手が口に出さなければ字幕に残りません。大事な図は、スクリーンショットや配布資料を別に用意しておくと困りません。
入ったのに答えがおかしいとき
動画は入ったのに、答えに知らない言葉や、話と違う内容が出てくる。そんなときは、元になった字幕のほうを疑います。
自動字幕の聞き間違い
YouTubeのヘルプによると、自動字幕は話の内容を正しく表示できないことがあります。原因は、発音やアクセント、方言、雑音など。機械で作るため、品質にばらつきが出ることもあるそうです。
とくに字幕がずれやすいのは、人の名前や商品名、社内だけの言葉。大事な固有名詞は、元の動画で聞き直してください。文章を貼る方法なら、貼る前に間違いを直してから入れられます。
元の動画が消えたとき
元の動画が削除・非公開になると、そのソースは30日以内にノートブックから自動で消えます(NotebookLMのヘルプ)。あとで使いたい要約は、自分のメモやドキュメントに写して残しておきましょう。
よくある質問
限定公開のYouTube動画はNotebookLMに追加できますか?
URLでは追加できません。公式ヘルプでは、字幕付きの公開動画だけが対象です。字幕があれば、文字起こしをコピーして「コピーしたテキスト」として貼れば入れられます。
何時間もある長い動画でも入りますか?
動画の長さに上限はありません。ただし、字幕の語数が50万語を超えると取り込めません。
元のYouTube動画が消えたらどうなりますか?
動画が削除または非公開になると、そのソースは30日以内にノートブックから自動で削除されます。残したい要約は、自分のメモに写しておいてください。
NotebookLMとGemini Notebookは別のものですか?
同じものです。NotebookLMは2026年7月16日から、順にGemini Notebookという名前に変わっています。今までのノートブックや共有リンクは、自動で転送されて使えます。
無料だと何本まで動画を入れられますか?
無料のプランでは、1つのノートブックに入れられるソースは50個までです。YouTube動画のほか、PDFや貼った文章もソースに数えます。足りないときは、ノートブックを分けてください。
まとめ
- NotebookLMは動画を見ず、字幕の文章だけを読む
- 「文字起こしを表示」があれば、URLか貼る方法で入る
- 字幕がなければ、自分の動画はファイルで、他人の動画は待つか別の動画に
NotebookLMにYouTube動画を追加できないときは、まず説明欄の「文字起こしを表示」を探すことから。それだけで、自分がどちらの箱にいて、どの出口を使えばいいかが決まります。
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数字の根拠
- 字幕付きの公開動画だけが対象(字幕は投稿者・自動生成どちらも可)、文字起こしの部分だけを取り込む、アップロードから72時間たっていない動画は取り込めない場合がある、話し声のない動画は対象外、字幕50万語までなら長さの制限なし、削除・非公開で30日以内に自動削除、失敗の原因4つ、無料ユーザーは1ノートブック50個まで、1ソース50万語まで、ファイルは200MBまで、音声ファイルの形式(mp3・m4a・wav・mp4など)、コピーしたテキストでソースを作れる: NotebookLM ヘルプ「ノートブックの新しいソースを追加または検索する」(2026年10月29日確認)
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- 仕事用・学校用のアカウントはWorkspaceの管理者に有効化を依頼、使う前に年齢確認が必要: NotebookLM ヘルプ「よくある質問」(2026年10月29日確認)
- 2026年7月16日から名前が順に変わる、既存のノートブックとリンクは自動で転送、スマホはアプリの更新が必要な場合あり: Google Workspace Updates「NotebookLM is now Gemini Notebook」(英語・2026年7月16日公開、2026年10月29日確認)
- 字幕付きの動画は説明欄の「文字起こしを表示」から全文を表示できる: YouTube ヘルプ「動画の文字起こしを表示する」(2026年10月29日確認)
- 自動字幕ができない理由、日本語は対応言語、ライブ配信中の自動字幕は英語のみ、聞き間違いが起きることがある: YouTube ヘルプ「自動字幕起こし機能を使用する」(2026年10月29日確認)
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