100均で断熱シートを手に取ったら、裏に「網入りガラスには使えません」の文字。窓に細い金網が入った部屋に住んでいて、レジの前で手が止まった人に向けた記事です。

結論から言うと、網入りガラスに貼ってよいのは、パッケージに「網入りガラス対応」と書いてある断熱シートだけです。書いていない100均のシートは貼らないでおきましょう。

理由は「熱割れ」。日の当たる真ん中と、サッシに隠れて冷えた縁の温度差で、ガラスが縁から割れる現象です。網入りガラスは、普通の板ガラスより起きやすいとされています(日本サッシ協会「ガラスの熱割れ」)。

ただし、100均の商品だから全部ダメ、という話でもありません。見るのは値段ではなく、パッケージの表示です。この記事では、自分の窓のガラスの見分け方から、賃貸の注意・結露まで順に整理します(2026年10月29日時点の情報)。

まず窓のガラスを見分ける|5種類の早見表

断熱シートを貼れるかどうかは、窓のガラスの種類で変わります。まずは自分の窓がどれに当たるか、下の表で見ていきます。

ガラスの種類見分け方断熱シート
透明な板ガラス1枚で向こうが見える表示を読んで貼る
すり・型板ガラス片面がざらざら・凸凹貼る面に注意
網入りガラス中に細い金網が入る「対応」の物だけ
ペアガラス2枚の間にすき間「対応」の物だけ
Low-Eガラス見た目では分かりにくい管理会社に聞く

網入りガラスは、ガラスの中に格子やひし形の金網が見えるので、すぐに分かります。日本サッシ協会によると、割れたときに破片が落ちにくいため、防火地域のサッシや天窓に多く使われているガラスです。

網入りで、しかも片面がでこぼこした「網入りの型板ガラス」もあります。この場合は、網入りガラスと型板ガラスの両方の注意を読んでください。

ペアガラス(複層ガラス)は、2枚の板ガラスの間に空気などの層をはさんだつくりです。まわりはスペーサーという部品で囲まれています(日本サッシ協会)。窓の縁を横から見て、ガラスが2枚に分かれていればこれに当たります。

Low-E(ローイー)ガラスは、ペアガラスと見た目で見分けにくいことがあります。分からないときは、入居時にもらった書類を見るか、管理会社に聞くのが確実です。

部屋が暖まらない原因は、窓ではなくエアコンの設定や置き場所にあることもあります。先にそちらを確かめたい人は、次の記事を読むと遠回りしません。

エアコンの暖房が効かない、冷房は効くのに?|原因6つと何分待つか

YU人
YU人
シートを貼っただけでガラスが割れるなんて、本当にあるのかな。ちょっと信じられないよ。
とりじん
とりじん
まれだけど、あるんだ。日が当たる真ん中と、冷えたままの縁の温度差がポイントだよ。

断熱シートでガラスが割れる理由

ガラスは、温まると少しだけ膨らむ性質があります。日本サッシ協会の「ガラスの熱割れ」によると、日光が当たる部分と、サッシの中に隠れて日が当たらない部分で温度が違うと、膨らみ方に差が出ます。

木の枠の窓から、青空と冬の日差しが部屋に差し込む様子

この差でかかる力がガラスの強さを超えると、突然ひびが入ることがあります。これが熱割れです。冷たいコップに熱いお湯を注ぐと割れることがあるのと、少し似ています。

協会の説明では、熱割れが起きやすいのは冬の晴れた日の午前中です。東や南の面に日がよく当たる一方で、サッシのまわりは冷えたままなので、温度差が広がるためです。

ひびはガラスの端、サッシに隠れた縁から始まります。最初は縁に対して直角に割れ、そのあと曲がりくねって伸びるのが特徴です。

熱割れを起こしにくくする方法として、協会は次のようなことを挙げています。

  • ガラス面にポスターなどの紙や、熱反射フィルムを貼らない
  • カーテンやブラインドをガラスに密着させない
  • 冷暖房の風をガラスに直接当てない
  • シャッターや雨戸を半開きのまま使わない

断熱シートという名前は、この一覧にはありません。それでも、ガラスに直接貼るという点では、紙やフィルムに近い物です。だからこそ、メーカーが「使えるガラス」を表示で分けている、と考えると筋が通ります。

網入りガラスに100均断熱シートは貼れる?

網入りガラスに100均の断熱シートを貼れるのは、パッケージに「網入りガラス対応」と書いてある物だけです。書いていない物、または「使用できないガラス」に網入りが入っている物は貼りません。

実際に、対応をはっきり書いている商品もあります。ニトリの「窓シート すりガラスタイプ(DH173)」には、「ペアガラス・網入りガラス対応」と書かれています。

ただし、これは断熱用ではなく、目隠し用の窓シートです(商品ページを2026年10月29日に確認)。

裏を返せば、そう書いていない商品は、網入りガラスに貼る前提で作られていないかもしれない、ということ。100均の商品でも同じで、確かめるのは表示です。

なお、ダイソーネットストアでは、窓ガラス断熱シート(透明・90cm×180cm)が税込220円。すりガラス対応の物は税込550円でした。「100均」でも110円とは限らないので、値札もあわせてチェックを。

網入りが割れやすい理由

日本サッシ協会は、網入りガラスが普通の板ガラスより熱割れしやすい理由を2つ挙げています。1つは、中の金網とガラスで、熱による膨らみ方が違うことです。

もう1つは、ガラスを切るときに切り口へ傷がつきやすく、切り口もきれいにそろわないことです。そのため、網入りガラスの縁の強さは、一般の板ガラスのおよそ半分しかないと説明されています。

熱割れは縁から始まるので、縁が弱い網入りガラスはそのぶん不利です。シートの表示で網入りが特別扱いされるのは、このためだと考えられます。

YU人
YU人
うちの窓は北向きで、ほとんど日が当たらないんだ。それなら網入りでも貼って平気そうだよね。
とりじん
とりじん
日が当たりにくい窓は条件がそろいにくいけど、表示で使えないとあれば従うのが安全だよ。

北向きや日陰の窓なら

協会の説明で、熱割れが起きやすい面として挙がっているのは東や南です。北向きの窓や、いつも日陰になる窓は、日差しによる温度差が生まれにくいと考えられます。

とはいえ協会は、熱割れは立地や季節の違いで起きる「不可抗力現象」で、完全には防げないとも書いています。パッケージに「網入りガラスには使えない」とあれば、窓の向きにかかわらず貼らないのが無難です。

網入りの型板ガラスは

網入りで片面がでこぼこしている窓は、注意が2つ重なります。網入りガラスに対応しているかに加えて、でこぼこの面に貼れる商品かどうかも、表示で確かめる必要があります。

両方に対応と書いた商品が見つからなければ、無理に貼らず、ほかの冷え対策に回すほうが安心です。

透明なガラスは基本OK、注意書きも読む

網の入っていない透明な1枚ガラスは、断熱シートの基本の貼り先です。ダイソーネットストアでも、すりガラス用は別の商品として売られていて、ふつうの平らなガラスが前提だと読み取れます。

ただ、普通のガラスでも熱割れがまったく起きないわけではありません。大きな窓や、冬の朝に日が強く当たる窓は、商品の注意書きを一度読んでから貼りましょう。

たとえばニトリの「水貼り断熱・結露抑制 窓シート(WF3)」には「表面が高温になる場所ではご使用にならないでください」とあります。ダイソーのすりガラス対応のシートにも、同じ趣旨の注意が書かれています。

すりガラス・型板ガラスは貼る面に注意

すりガラスや型板ガラスは、片面だけがざらざら、またはでこぼこしていることが多いガラスです。まず、室内側の面を指でなでて、平らかどうかを確かめてください。

室内側が平らなら、透明なガラスと同じように、表示を読んで選べば大丈夫です。室内側がでこぼこなら、「すりガラス対応」「凹凸ガラス用」のように、その面に貼れると書いた商品を選びます。

ダイソーの「すりガラス対応窓ガラス断熱シート」は、水ではなく、はがせるタイプの粘着剤で貼る商品です。商品説明には「室内側のガラス表面」の汚れをよくふき取り、乾かしてから貼るよう書かれています。

ニトリのすりガラス調の窓シートにも「屋外に面しているものは内側からお貼りください」とあります。どちらも貼るのは室内側、と覚えておくと迷いません。

ペアガラス・Low-Eは貼らない側に

ペアガラスやLow-Eガラスは、もともと熱を逃がしにくいように作られた窓です。断熱シートを貼るなら、パッケージに「ペアガラス対応」などと書いてある物だけにしましょう。

先ほどのニトリの窓シートのように、ペアガラスに使えると書いた商品はあります。逆に書いていない物は、ペアガラスに貼る前提ではないと受け取ってください。

ペアガラスは、ひびが入ったあとにも注意が要ります。日本サッシ協会によると、ガラスのひびから水が入ると、2枚の間に結露が出ることがあります。そうなると交換が必要です。

Low-Eガラスかどうか分からないときは、ペアガラスと同じ扱いにしておくのが安全です。迷う窓には貼らない、が基本です。

ガラス別・貼れる貼れないの判定表

ここまでの話を、1つの表にまとめます。「表示なしのシート」は、網入りやペアガラスへの対応が書かれていない、一般的な断熱シート(100均の物を含む)のことです。

ガラス表示なしのシート判断の目安
透明な板ガラス注意を読んで貼る〇 表示どおりならOK
すり・型板平らな面なら可△ 面か専用品で判断
網入りガラス貼らない△ 対応品だけ
ペアガラス貼らない△ 対応品だけ
Low-Eガラス貼らない× 迷ったら貼らない

迷ったら、貼らない。賃貸なら、貼る前に管理会社に聞く。この2つを決めておけば、大きな失敗は避けられます。

パッケージの「使えないガラス」の見方

店頭で断熱シートを手に取ったら、裏面は次の3つを順番に見ていきましょう。

  • 「対応ガラス」「使用できないガラス」「ご注意」の欄を探す
  • 早見表で調べた自分の窓の種類と、照らし合わせる
  • 貼る面・温度・貼っておける期間の条件も読む

3つ目の条件は、商品によって細かく違います。たとえばニトリのすりガラス調の窓シートには、室温や貼る面が約5℃以下、または35℃以上のときは貼る作業を避けるよう書かれています。

ニトリの水貼り断熱シート(WF3)は、10℃以下では粘着力が下がるので貼り付けを避けるように、とあります。使える期間は約6か月(1シーズン)とされています。

ダイソーのすりガラス対応シートは、貼り替えの目安が半年です。冬の朝いちばんの冷えきった窓より、少し暖まった昼間に貼るほうが、こうした条件を満たしやすくなります。

もう1つ見落としやすいのが、ニトリのすりガラス調シートにある「飛散防止効果はありません」という一文です。シートを貼っても、割れたときの破片を防ぐ役目はない、という意味です。

通販ページの説明文には、使えるガラスの種類まで載っていない商品もあります。ネットで買う前には商品画像のパッケージ裏を見るか、店頭で実物を確かめてください。

100均の断熱シートは効く?窓の熱の話

窓は、家の中でいちばん熱が逃げやすい場所です。埼玉県の「省エネ住宅のすすめ」によると、冬は熱の約60%が窓から外へ逃げます。夏は約70%が窓から入ってきます(元の資料は日本建材・住宅設備産業協会)。

冬の暖房時、家から熱が逃げる場所(割合)冬の暖房時窓などの開口部58%換気15%外壁15%床7%屋根5%
出典:神奈川県「住宅の省エネリフォーム事例集 2019」(元の資料は一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会)。2026年10月29日確認。住宅の一例で、家によって変わります。

同じ元の資料を載せた神奈川県の事例集では、冬の暖房時に逃げる熱を、開口部(窓など)58%、換気15%、外壁15%、床7%、屋根5%としています。住宅の一例ですが、窓が飛び抜けて大きいと分かります。

冷えた窓ガラスに霜の模様がつき、向こうに夕方の空が見える様子

断熱シートは、この窓ガラスの面を補う道具です。ニトムズは自社の断熱シートの発表資料で、窓ガラスに空気の層を設けることで、冬は部屋の暖かさが逃げるのを抑える、と説明しています。

ただし、シートを貼って部屋が何℃上がるかは、家の広さや窓の数、暖房の使い方で変わります。シートが補えるのはガラスの面だけ。サッシのすき間やカーテンの使い方にも、効き方は左右されます。

プチプチで「効果なし」と感じる理由

プチプチ(気泡緩衝材)や断熱シートを貼ったのに、あまり変わらないと感じる人もいます。シートそのものより、ほかの所から冷えが入っている場合があります。

透明なプチプチ(気泡緩衝材)の表面を近くから写した様子
  • サッシの合わせ目やすき間から、冷たい外気が入っている
  • カーテンが短く、窓の下から冷えた空気が床へ流れている
  • 大きな窓の一部にしか貼っておらず、残りから熱が逃げている

すき間には、すき間テープのような別の対策が向いています。ダイソーネットストアにも、サッシ枠用の断熱テープが並んでいました。

カーテンを床近くまで届く長さにするのも、1つの手です。ただし、熱割れを防ぐために、ガラスにぴったり密着させないことは忘れずに。

YU人
YU人
もし貼ったあとで窓が割れたら、修理代は自分で払うことになるのかな。それが一番こわいよ。
とりじん
とりじん
契約や割れた事情で変わるから、貼る前に管理会社に聞いておくのがいちばん安心だよ。

賃貸で貼る前に確かめること

賃貸の窓ガラスは、部屋を借りている人の物ではありません。貼る前に、次の3つを確かめておきましょう。

  • 契約書や入居のしおりに、窓に物を貼ることについて書かれていないか
  • 管理会社か大家さんに、貼ってよいかを先に聞く
  • 貼るなら、きれいにはがせる水貼りタイプなどを選ぶ

聞き方は「窓が網入りガラスなのですが、断熱シートを貼ってもいいですか」の一言で十分です。返事をもらった日付と相手をメモしておくと、あとで話がこじれにくくなります。

国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改訂版)」には、「網入りガラスの亀裂(構造により自然に発生したもの)」という項目があります。

考え方は「ガラスの加工処理の問題で亀裂が自然に発生した場合は、賃借人には責任はないと考えられる」。賃借人とは、部屋を借りている人のことです。

同じガイドラインの修繕分担表の例でも、この亀裂は「賃貸人(大家さん)の負担となるもの」に入っています。

ただし、借りている人が自分で貼ったシートが割れに関わったかもしれない場合については、このガイドラインの例には書かれていません。費用をどちらが持つかは、契約の内容や割れた事情で変わるので、ここでは決めつけません。

だからこそ、貼る前に聞いておくことが、いちばんの備えになります。

貼るとき・剥がすときの注意

貼るのは室内側です。ダイソーのすりガラス対応シートの説明も、ニトリのすりガラス調の窓シートも、室内側(内側)に貼ることを前提にしています。

貼る前には、ガラスの汚れや油分をふき取り、よく乾かします。ニトリの水貼りシートとダイソーのすりガラス対応シートには、結露がある状態では貼れなかったり、はがれたりする場合がある、という注意もあります。

貼りっぱなしにも気をつけます。ダイソーの透明な断熱シートの説明には「長期間シートを張ったままにせず、定期的に取り替えてください」とあります。暖房を使わなくなる春を目安に、一度はがすと決めておくと楽です。

はがし方は、商品の説明に書かれた方法がいちばん確実です。説明にない道具や薬剤を使うと、ガラスやサッシを傷めることがあります。

ひびが入った・割れたときは

窓にひびを見つけたら、まず触らないこと。小さな子どもやペットは、窓から離しておきます。

網入りガラスは、割れても破片が落ちにくいガラスです。それでも、ひびの入ったガラスを自分で押したり、シートを無理にはがしたりするのはやめましょう。ひびの全体と、貼っていたシートが分かるように写真を撮っておきます。

日本サッシ協会は、ひびが見つかったら、すみやかに建築会社や工務店、販売店に相談するよう呼びかけています。賃貸なら、まず管理会社か大家さんに連絡するのが先です。

自分で修理業者を呼ぶ前に連絡しておけば、費用の相談もしやすくなります。縁から直角に始まって曲がりくねったひびは、熱割れの特徴と同じなので、連絡するときに伝えておきましょう。

YU人
YU人
断熱シートを貼ったら、毎朝びっしょりになる窓の結露も、きれいになくなってくれるのかな。
とりじん
とりじん
減ることはあるけど、金属のサッシの結露は残りやすいんだ。換気とセットで考えよう。

断熱シートで結露は減る?

結露は、暖かく湿った空気が冷たい物にふれて、空気中の水分が水滴になる現象です。日本サッシ協会の説明では、たとえば温度20℃・湿度60%の空気は、約12℃まで冷やされると結露し始めます。

窓ガラス一面についた水滴が、筋になって流れ落ちている様子

断熱シートでガラスの室内側が冷えにくくなれば、結露が減ることがあります。ニトリの水貼り断熱シート(WF3)も、ガラスの表面温度が下がるのを防ぎ、結露の発生を抑える、と説明しています。

一方で、金属のサッシ枠は冷えやすく、シートでは覆えません。協会も、断熱サッシやペアガラスを使っていても、窓ガラスやアルミ部材に結露が出る場合があるとしています。

結露を減らす基本は、湿気を外に出すことと、増やしすぎないことです。協会は、加湿器を使いすぎないことも対策に挙げています。

結露を減らそうと加湿を弱めたら、今度は朝の喉のイガイガが気になってきた。そんな人は、湿度の決め方を次の記事で確かめられます。

【加湿器をつけてるのに朝喉が痛い】原因は枕元の湿度と口呼吸・直し方

シートの裏のカビを防ぐ3つ

断熱シートを貼ったままにしていると、シートとガラスのあいだや、サッシのまわりに水がたまることがあります。カビを防ぐために、次の3つを習慣にしましょう。

  • 朝、窓やサッシについた水滴をふき取る
  • 短い時間でも換気する(寝る前や料理・入浴のあとも)
  • 湿度を上げすぎず、ときどきシートをはがして裏を点検する

換気のタイミングは、日本サッシ協会の結露対策を参考にしました。協会は、洗濯物の室内干しを控えることも挙げています。

賃貸の場合、結露の手入れは費用の話にもつながります。

国土交通省のガイドラインは、結露に気づいていたのに大家さんへ伝えず、ふき取りなどの手入れもしなかった場合を取り上げています。それで壁などを傷めたときは、通常の使い方を超えると判断されることが多い、と整理されています。

よくある質問

網入りガラスに100均の断熱シートを貼ってしまいました。すぐ剥がすべきですか?

パッケージを見て、網入りガラス対応と書いていなければ、剥がす側で考えてください。日が当たる窓ほど早めがおすすめです。もし、すでにひびが入っていたら、触らずに管理会社か大家さんに連絡してください。

北向きの窓なら、網入りガラスでも大丈夫ですか?

日本サッシ協会の説明では、熱割れが起きやすいのは冬の晴れた日の午前中の東や南の面です。北向きは条件がそろいにくいと考えられますが、パッケージに網入りガラスには使えないとあれば、向きにかかわらず従ってください。

カーテンを窓に密着させるのも、熱割れの原因になりますか?

日本サッシ協会は、熱割れを起こしにくくする方法の1つとして、ガラス面にカーテンやブラインドを密着させないことを挙げています。カーテンは窓から少し離して吊るすのが無難です。

断熱シートと二重窓(内窓)は、どう違いますか?

断熱シートはガラスに貼るだけの物で、自分で貼って、はがせます。内窓は今の窓の内側にもう1つ窓を取り付けるもので、ふつうは取り付け工事が必要です。賃貸では大家さんや管理会社の許可が要ります。

断熱シートは、いつ剥がせばいいですか?

暖房を使わなくなる春ごろが目安です。商品によって、約6か月や半年を目安に貼り替えるよう書かれているので、パッケージの説明どおりに貼り替えるのが安心です。

まとめ

網入りガラスに貼ってよいのは、パッケージに「網入りガラス対応」と書いた断熱シートだけです。100均かどうかではなく、表示で決めます。

  • まず、自分の窓が5種類のどのガラスかを見分ける
  • パッケージの「対応ガラス」「使用できないガラス」の欄を読む
  • 賃貸なら、貼る前に管理会社か大家さんに聞く
  • 結露はシートだけに頼らず、換気とふき取りをセットにする

迷う窓には貼らない。それが、窓も財布も守るいちばん確かな方法です。

次に読む

数字と表記の根拠

  • 熱割れのしくみ、冬の晴れた日の午前中・東や南の面で起きやすい、縁から直角に割れて蛇行する、不可抗力現象、網入りガラスは割れたときの脱落(飛散)防止に優れ防火地域のサッシや天窓に多い、網入りガラスが熱割れしやすい理由と縁の強さが一般の板ガラスのおよそ半分、熱割れを抑える方法(紙・熱反射フィルム・カーテンの密着など)、ひびが入ったときの相談先: 一般社団法人 日本サッシ協会「ガラスの熱割れ」(2026年10月29日確認)
  • 複層ガラスのつくり(スペーサー・中空層)、ひびから水が入ると中空層内結露が起き交換が必要: 日本サッシ協会「複層ガラスの中空層内結露」(2026年10月29日確認)
  • 結露のしくみ、温度20℃・湿度60%の空気の露点は約12℃、断熱サッシや複層ガラスでも結露が出る場合がある、換気・加湿器の使いすぎ・室内干しの対策: 日本サッシ協会「サッシの結露」(2026年10月29日確認)
  • 冬は熱の約60%が窓から流出、夏は約70%が窓から侵入(元の資料は日本建材・住宅設備産業協会): 埼玉県「省エネ住宅のすすめ」(2026年10月29日確認)
  • 冬の暖房時に逃げる熱の内訳(開口部58%・換気15%・外壁15%・床7%・屋根5%、元の資料は日本建材・住宅設備産業協会。グラフの数字もこの資料): 神奈川県「住宅の省エネリフォーム事例集 2019」(PDF・2026年10月29日確認)
  • 「網入りガラスの亀裂(構造により自然に発生したもの)」の扱い、結露を放置して広がったカビ・シミの扱い: 国土交通省住宅局「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改訂版)」(PDF・2026年10月29日確認)
  • 「ペアガラス・網入りガラス対応」、屋外に面している物は内側から貼る、約5℃以下・35℃以上での貼り付けを避ける、飛散防止効果はない: ニトリネット「窓シート すりガラスタイプ(DH173)」(2026年10月29日確認)
  • 表面が高温になる場所では使わない、10℃以下では粘着力が下がる、使用期間約6か月(1シーズン)、ガラスの表面温度の低下を防ぎ結露の発生を抑制、結露がある状態では貼れない・はがれる場合がある: ニトリネット「水貼り断熱・結露抑制 窓シート(WF3)」(2026年10月29日確認)
  • 窓ガラス断熱シート(透明・90cm×180cm)税込220円、長期間張ったままにせず定期的に取り替える: ダイソーネットストア「窓ガラス断熱シート(透明)」(2026年10月29日確認)
  • すりガラス対応窓ガラス断熱シート税込550円、室内側のガラス表面をふき取り乾かしてから貼る、半年を目安に貼り替え、表面が高温になる場所では使わない、結露がある状態では貼れない・はがれる場合がある: ダイソーネットストア「すりガラス対応窓ガラス断熱シート」(2026年10月29日確認)
  • 同社の断熱シートが窓ガラスに空気の層を設け、冬は屋内の暖かさの流出を抑える: 株式会社ニトムズのプレスリリース「通年活躍する窓用断熱シート 手軽さアップし 新登場」(PR TIMES・2026年7月22日発表・2026年10月29日確認)

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